FC2ブログ
閑話 болтовня : マッサージとは?
Здравствуйте!(こんにちは!)

ちょっと一息。

先月、台湾へ行ってまいりました。
台湾といえば…風光明媚な景観ももちろんのこと、食、お茶、可愛い雑貨、そしてマッサージ。


淡水の夕陽・圓山大飯店
22117795_722615301266225_886032032_o.jpg22117795_722615301266225_886032032_o.jpg


「いつか一緒に海外へ行こう」と話していた友人と「食と癒し」をテーマに、台湾を満喫してきました。半ば強硬に(笑)マッサージにも毎日通い、いろいろなマッサージ屋で施術を体験してきました。
個人的には苦手な強い指圧を連日受けることは、果たして身体に吉なのか…と思いつつ、いろいろと発見がありました。


素敵すぎたリージェントタイペイ「ムーラン・スパ」 と温度計のあひる
22117795_722615301266225_886032032_o.jpg22117795_722615301266225_886032032_o.jpg

ところで、マッサージって一体何でしょう。

いくつか辞書をひいてみると、「~治療法である」と記載があります。
抜粋すると、「手や器具で、体をもんだり、さすったり、たたいたりして行う治療法。血行をよくし、筋肉や神経の機能を回復し、緊張をほぐして疲労をとる。保健・美容の目的でも行われる 」など。

疲れた時、頭痛や肩こり、むくみの解消、1週間頑張った自分へのご褒美…など行こうとと思うきっかけは様々ですよね。身体の声を聴いて、お店を探したり行きつけのお店に予約をしたりします。

システマを始めてから、私はあまりマッサージを受けに行かなくなりました。
月2~3回でも、クラスでリラックスあり、マッサージあり、バーストブリージングのハードワークありと、参加するだけで血行がよくなりリラックスできたからです。なので、今回は結構久しぶりだったことをすっかり忘れていました。

システマでは、ストライクやプッシュの時、「相手をマッサージするように」と言います。武術や格闘技で相手へ何かしらのアクションをすることは、通常、相手へダメージを与えることをイメージしますが、システマでは破壊でなく「癒し」と表現します。

モスクワ本部のキッズクラスでは、大人を相手に興奮気味の子供たちへ、「匍匐前進してくる大人達を食い止めるワーク」の説明をする時、インストラクターが「(向かってくる大人に対して)相手の身体の緊張している部分(いわゆる「テンション」の入っている部分)を、マッサージしなさい」と説明していました。
これ以外にも話していたので100%ではありませんが、とても印象的でした。我が子とワークをしにきていた大人は、子どもたちの2~3倍はあろうかという巨漢、または空手を30年やっている腕に覚え有りなパパなど、骨格も肉付きもがっちり。子どもが本気でかんしゃくを起こしても、ひきずられてしまう体格差です。
実際は子ども側が興奮してひっちゃかめっちゃかになるので、マッサージとはいきませんでしたが、子どもの頃からそうやって教えるんだな、と思いました。

懐かしい小さな練習仲間たち…元気かな…元気だろうな…
22117795_722615301266225_886032032_o.jpg


さて、台湾に話を戻します。いろいろな施術者に会ったことでいろいろと気づきがありました。
1日目は足つぼ40分(施術者の経験値不明)、2日目は同じお店で全身マッサージホットタオル付き120分(施術者の経験30年以上)、3日目に日本人の口コミによく出てくる店で足つぼ40分(施術者の経験値不明、ただし店で一定以上の経験を積んだ人でないと採用していないと明記あり)、4日目にシャンプーマッサージと高級ホテルの最上階にある設備パーフェクトのマッサージ60分とリラクゼーション45分を体験しました。


22117795_722615301266225_886032032_o.jpg


1日目:施術者の気がそれていると、相手にばれる
台湾では、お客と施術者が横一列に並んで営業しているお店が結構あります。施術者同士が気軽におしゃべりをしている店もあり、訪ねた2軒はそのタイプの店構えでした。私の担当者は、その日が初日という新人マッサージ師が隣にいたため、そちらに気を取られて、結構手がお留守になりがちでした。
興味深かったのは、指圧し続けていて、ツボも心得ていて、でも「気」がないとこんなに抜けた感じがするのか、ということでした。「気が逸れる」とこんなにも露骨に伝わるものかと驚きました。心ここにあらず、ワーク中に気を付けなければ…!?

2日目:経験年数が示すもの
前日の失敗を踏まえ、ガイドさんに紹介してもらい、30年以上の経験者に担当してもらいました。触れるところがすべてツボという星座の標本状態になってしまい、(これは凄い)としみじみ。これまでマッサージされたことのない脇周辺から体側含め、すべてのツボを押さえられた感があり、なぜか『北斗の拳』という漫画を思い出しました。途中で少し寝入りました。

3日目:痛いとやっぱりリラックスできない
システマで体験したスティックマッサージを彷彿とさせる超痛い足裏マッサージでは、施術者から「リラックス!!」と声がかかるものの、痛すぎて力が抜けず…。頑張って「弱くしてください」といったら舌打ちされ二重のダメージを受けました(泣)店内には日本から訪れたと思われるスポーツ選手や芸能人のサインが沢山貼られていましたが、きっとみんな強いのが好きなんですね…痛かった…。やっぱり痛いと、その瞬間のリラックスは無理…。

4日目:「人」と「場所」で動く心とリラックス
午前のシャンプーマッサージは、日本に本店があるお店の台北支店に行きました(日本語OK、施術も日本人向け、とあったので)。そうしたところ、たまたま私の担当が日本人の男性に。「日本人でスミマセ~ン」と言われながら、確かに不思議な感じがしました。技術はさておき、(あー地元の人だったらどうだったのだろう…)と考えてしまう自分。もちろん頭はすっきりしましたが、ちょっともやもやしました。一体自分は何を求めているのか(笑)
同日午後の、今回一番期待大だったムーランスパ。
ホテルの最上階、2人部屋にしてもらってホテルの一室でくつろいでいる感じで、シャワーを浴びてからお茶、足湯、それぞれマッサージ、お菓子とバスタイムの流れでしたが、このマッサージの時、初めてぐっすり眠ってしまいました。
「もっと弱くしてください」と遠慮なくお願いしたところ、快く聞き入れてくれてオイルマッサージ開始。その痛みはないけれど流れていく感じに安心したのか、早い段階から意識が飛んでいました…!
設備が豪華すぎて友達と盛り上がったのもありましたが、もてなしも含めて要望を聞き入れてもらえる安心感は、身心ともにを包みこむものだなと思いました。これもまた、相手とのキャッチボールというか。


連続でマッサージを受けた気づきは、自分が何を求めてマッサージに行くのか、また施術する側の人間の在り方です。

お店の方針にもよるのだろうと思いますが、
「これが自分のやり方だ。効くのだ!!」とぐいぐいやる人。
相手の身体の様子をみながら、施術する人。
ただ機械的にあてがわれた客をこなすだけの人。

日ごろマッサージする機会があるので、良い勉強になるとすべて体験してみて、こんなにも施術者側の気持ちで左右されるものかと驚きました。する側のエゴが強いほど、受ける方は苦痛に感じます。相性がよければ感じないかもしれませんが、「そんなによくなかった…」という感想に現れてくるようです。

システマも同じかなと。
相手を癒す、この拳で…!!と押しつけすぎないように(笑)
無にして臨みたいなと思いました。


☆プチ台湾 観光コーナー

台北101
22117795_722615301266225_886032032_o.jpg


占い大当たり 龍山寺
22117795_722615301266225_886032032_o.jpg


夕暮れの九份
22117795_722615301266225_886032032_o.jpg



[ 2018/04/17 16:51 ]

あちこちでシステマ②東京・大阪編 | コメント(0) |
BABジャパン主催『戦闘学』出版記念セミナーに参加しました
BABジャパン主催のシステマセミナー(3/10開催)に参加してきました。
講師は、昨年9月に『戦闘学』を出版されたシステマLAの三谷さん。

22117795_722615301266225_886032032_o.jpg
*写真はご本人の許可をいただいて掲載しています。

三谷さんの個人的な印象は『超絶技巧の人』。
動きが凄すぎてとても真似できない、とデモをみる度ぼんやり考えてしまいますが、その身のこなしには、武術の本場で鍛え上げられたキレと鋭さと、各方面のプロフェッショナルから直に伝えられたという武闘の曲がりのない真っすぐな魂を感じます。歩き方、たたずまい、紙一枚より薄い感覚の繊細さは、どれをとっても超絶の一言です。

初めてお会いしたのは4~5年前くらいで、来日される時にクラスに参加したりして今日に至っています。
昨年8月には、ロサンゼルスを訪ねた際に、ビバリーヒルズのマーティン・ウィラーのジム「ACADEMY」へご案内いただき、マーティンのクラスに参加した時、日本語訳やアドバイスをしていただきました。ジムでは柔術の指導もされている三谷さんですが、あの絞った身体に対して、大柄でいかにも屈強そうな生徒達に、一体どのように指導をされているのだろうかと未だに想像がつきません。

@あざらし道場(最寄:富士見ヶ丘駅)
22117795_722615301266225_886032032_o.jpg

出版記念ということで、書籍やDVDをきっかけにシステマに興味を持たれた方が日本各地からいらしていました。改めてシステマへの注目度が上がっているのだなあ思いました。

内容は、書籍にもとづき構成されており、システマ哲学などトークも合間に挟みながら、リラックスした姿勢、歩き方、呼吸、相手とぶつからない動き…を実践。初めての方でも経験者でも他の武術との違いを感じながらシステマを学べる構成で、いつもと少し違ったテイストながら、沢山の発見がありとても勉強になりました。
憎しみでなく愛、触れるだけ、相手とのつながりを絶たない、など、三谷さん語録でシステマのポイントが示されていました。参加されていた方々が、三谷さんと組むと「なるほど…」と言いながらそのまま達人化してしまい、すごいなあと思いました。他の武術の経験がある方が多い中、「(今までやっていた武術では)どうもしっくりこなかったけど、これだったのかというものが何となくわかった」という声も聞かれました。笑顔も多く、終始、強い恐怖を感じない良い雰囲気でした(蒸し暑かったけれど…)。

三谷さんの姿勢は常に崩れず、かつ常に本人にとって心地良い場所にあります。
対して私がよく言われたのが「寄りかかるな」「(強く)押すな」「途中でやめるな」「無理に引っ張ろうとするな」「手首を曲げるな」。自分でも気づかないうちに1~2ミリ動いていることを瞬時に指摘され、「まるで自分の人生じゃん」とはっとすることの連続です。

普段のセミナーではストライクやナイフ、グラウンドまでアグレッシブに動く内容が多い中、今回は「相手に感じさせない」ことをテーマに構成されていました。
次々と展開されたワークの一部を少し書きます。

・リラックスした立ち方の確認
・大勢で方向を決めずに歩く
・4大ワークを「1つの動き」として切らさずに動く
・2人一組。ナイフを使って一人が突き、一人はリラックスしてそれをよける ⇒ そこからナイフを取り上げる
・2人一組で相手に手を引っ張られて抵抗せずについていく ⇒ そこからのテイクダウン
*相手の勢いをそのまま生かすものもあれば、自然に沿わせて関節をとる、など各種
・プッシュ&ムーブ(押すはしゅっと押し切る。途中で押す手をやめない。押される方は、つながりを切らないように動く。)⇒そこからのテイクダウン

↑これはごく一部です。

ナイフを使い、ストライクなし、相手に気づかせない動き。

16日から3日間大阪、21日にもう一度東京で、柔術とシステマ、グラップリングをテーマに開催されます。詳細は三谷さんのブログをご覧ください。

「コンバット・システマ」
http://systemala.blog.fc2.com/


未体験の方、この機会にぜひ、体験してみてください!


[ 2018/03/15 00:03 ]

あちこちでシステマ②東京・大阪編 | コメント(0) |
閑話 болтовня : 「先端からの動き」トレーニング?
Добрый день!(ドーブリィ ヂェーニ=こんにちは!)

ちょっと一息。

先日、「先端から動く」をリアルに体験する機会がありました。
旅行で訪れた初・鹿児島にて。

22117795_722615301266225_886032032_o.jpg22117795_722615301266225_886032032_o.jpg

大河ドラマで盛り上がっています
22117795_722615301266225_886032032_o.jpg


先端から動くのがリアルだったのは… 砂蒸し風呂@指宿 休暇村!
体験してまいりました!

22117795_722615301266225_886032032_o.jpg

私は極端に狭かったりつぶされたりする「圧迫感」が苦手なため、顔以外を埋められるのは結構怖いだろうなあ…と気持ちよさそうなイメージの反面、ちょっと怖い気持ちがありました。が、楽しみの1つだったので挑戦することに。

22117795_722615301266225_886032032_o.jpg

朝の砂蒸しタイムにトライしましたが、砂は想像以上に重くてびっくり。
(動けない!)と焦って、無意識に肩や腕ごと上にあげよう、抜け出そうとするものの、温泉水をたっぷり含んだ砂は硬く詰まってびくともせず。ちらっと雪崩や土砂崩れで動けなくなるってこういう感じかな、とよぎりました。

砂蒸し風呂ではちゃんと出方の説明書きがあり、希望をいえばかける砂も少なめにしてもらえたり、調整が可能ですが、せっかくなのでしっかりかけてもらってどう動けるか試してみました。

いけふくから、「先端から動けば動けるよ」と言われるも、顔に近い肩から動かしたくなるので、どうしても(動けないよー)という信号が先に脳に届き、平穏な砂蒸し風呂にもかかわらず(!)緊張が腕を走り、脚や腹部にも伝わります。そうすると、胴体で重く熱い砂の中でバタバタしている感じで、各指先の感覚は薄くなりました。(これっていつものワークの時と同じでは…)と思いつつ、肩や腕を抜いて、(指先だけ…)(手首の関節から)、と冷静に意識を先端に持っていくと、確かにもぞもぞ動く幅がでてきます。しかしわずかなため、動きの実感が届きにくく、また指先の動作につられて肩や腕が動こうとして(動けないぞー!)と信号が届いたりして身体がパニックを起こし、なかなかスムーズには動けませんでした。出して、と隣の人に頼めばいいのですが(笑)

いつも肩に緊張が入ってしまい、なかなか抜けないなーと思っていましたが、砂蒸し風呂で思わぬ発見が。良い体験ができました。機会があったら、ぜひまた入ってみたいです。
ワークの時に先端から動いているつもりでいて、多分ほとんど動けていないんだなーと実感しつつ、食べもの、温泉、観光を満喫した鹿児島旅行でした。同行させてくださった池岡家の皆さんに感謝です!!


☆プチ鹿児島 観光コーナー

仙巌園…あれ?
22117795_722615301266225_886032032_o.jpg

晴天の霧島神宮
22117795_722615301266225_886032032_o.jpg

雨の長崎鼻とてっぺんが隠れた開聞岳
22117795_722615301266225_886032032_o.jpg


●次回は、LAから来日中の三谷さんのBABセミナー@あざらし道場の模様をお伝えします!(簡単に!)


[ 2018/03/11 18:24 ]

あちこちでシステマ②東京・大阪編 | コメント(0) |
<<前のページ | ホーム |