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閑話 болтовня : ガマンしないでエスケープ
Здравствуйте!(ズドラストビィーチェ=こんにちは!)

ちょっと一息。

ちょうど6年前の晩、システマを始めて助かった、と思った出来事がありました。
システマを始める前、よくも悪くも「何事も我慢」という考え方だった頑固者の私は、通勤・帰宅の電車がどんなに混んでいようと不快であろうと、終電だったら意地でも逃すまい、と同じ車両で嫌なことがあったりしても、車両を変えたり降りることなく必死で堪えていました。

通勤で使っていた路線はケンカが多いことで有名になったこともあり、朝も晩も怒号が飛び交っていたこともありますが、システマを始める前は(危ないなあ…)と思いながらその場で身を小さくしていました。
今思えば、こんな危険なことはありません。すぐにでも車両を変えるべきでした(こっそりと)。

ケンカのようなトラブルより汚い話題で恐縮ですが、システマを始めてよかったと痛感した出来事。
Facebookに掲載した当時の記事をご紹介します。


* * *

良い話じゃない。

システマを始めた頃、北川先生の話の中で、特に電車内でのことが印象的だった。
まだ遠距離通勤・満員電車だった頃で、何かと不快指数が高かったから。

当時は、イヤだなぁと思っても車両も立ち位置も変えずに我慢していた。
今思えば、おかしなことだ。でも多分恐怖もあって縛られたように動けなかった。

そんな2年前のある晩、偶然今日と同じ人と食事をして帰る車内で、人生最悪No.3に入る体験をした。

終電のギュウギュウ詰めの車内で、真後ろに立っていた人が、途中駅でドアが開いた瞬間、立ったまま吐いたのだ。

私の手前にも何人かいて、辺りは悲鳴と怒号で騒然となった。その駅には1分も停車していただろうか。私は体半分とバッグにひっかけられ、犯人が甲高い声で叫んでいる女性にしょっぴかれて降りた後も、終電のため降りられず、必死にアルコールティッシュで拭き続けながら悪臭と非難の眼差しにさらされて乗り続けた。
クリーニング代はおろか、タクシー代も見込めそうにない犯人の様子に、載り続けることを選択したのだ。途中、状況を見ていたのか、降り際にアルコールティッシュを差し出してくれた紳士に涙が出そうになったりしつつ。

あの時、私は、ぎゅうぎゅうドアに押し付けられるのをこらえるのに精一杯で「後ろの人間の異常な様子」に気がつかなかった。

「少しでもイヤだなと思ったらその道を避ける。車両も変える」という先生の話を聴いてから、当たっているかどうか解らないまま、迷わず車両や道を変えるようになった。

そして今日。

久しぶりにかなり混んだ深夜の電車に乗らねばならず、疲れもあってかモノ凄く嫌な感じがしていた。
連日クタクタで頭が働かず、電車に乗る場所を決めようとウロウロしても決まらない。
どこをみても嫌な感じがする。

仕方なく乗ってからも嫌で仕方なかったが、次々乗って来るしどこも混んでるしと諦めて乗ってしまった。

微妙に身動きできない混み具合の中、しばらくすると私の頭上の吊革に掴まりながら居眠りしている私より少し小柄な女性が、私の背中に頭突きを始めた。

(もー!)

降りる駅が近づいてきたが、我慢できなくなって無理にでも離れたくなり、隙間をみつけて女性の前から1歩横にずれ、更に後ろが空いていたので2・3歩下がった。

結構離れたか…と思った瞬間、なんと女性はその場で吐いた。

周囲は悲鳴と息をのむのとで凍りつく。
さっきまで私の前に立っていた人は直撃。
突然の出来事に誰も動けず、助けようにも近寄りがたく電車は走り続けて密室のまま。

よくみたらバッグと靴にわずかに飛んでいたが、直撃より全然マシだと心拍数があがる。

なんということだ。
もしあのまま、我慢して立っていたら。女性を背中にしたままだったら。
ただの居眠りだと思ったのに…

駅に着き、我に返って汚れを落としていたらその女性が1人で顔を拭いていた。
自身も相当汚れてるけど、もっとひどかった人もいた。
この手の被害に遭うのは本当に本当に悲惨だ。犯人は大概謝りもせず、うやむやになってしまうから。

なのになぜか今日は怒りが沸いてこなかった。

ひっかぶった被害者が、その後も携帯ゲームを手放さず、激しい怒りも示さず降りていったからだろうか。

悩んだ末に、持っていた汗拭きシートの余りを彼女に渡して駅を去った。

ギリギリだったけど…最悪の事態を避けられたのはシステマ効果(@_@)??

* * *


この話、北川さんが香港でコンスタンチン・コマロフに話したところ、バカ受けだったとか(笑)
いつか直接会って話したいところです…私の最善の護身だと…。

古武術仲間には、「同じ車両に乗っていた時点でアウトでしょ」と冷たく言われましたが、究めていくとそういうことになるかもしれません(笑)

システマ仲間には、病気など3度死に目にあわれたという方で、「2度赤信号につかまったら、何かあるな、と考える」という人もいました。

1回目の事件後、しばらくしてシステマを始めたのですが、北川さんの話を聞いてからは、どんなに深夜で、酔った人のいない車両なんてなさそうな状況下でも、自分が「これならOK」と思う車両が見つかるまで、探すようになりました。
これ、意外とあるんです。昼間のように静かで、穏やかな車両がありました。
もし同じような状況にある方がいたら、ぜひやってみてください。
見つからなかったら、乗らないという決断も一つだと思います。

そもそも、終電間際に乗らないで済むように切り上げて帰るとか、電車に乗らなくて済む所に住む、タクシーに乗るとか、手段はいろいろありますが、電車通勤しかできない状況だったのでギリギリ慎重に選択することで危険をしのいでいました

今、福山に住んで2年近く、車生活となってからは、「満員電車」で頑張るなんて想像するだけでツラいですが、この手の「突然トラブル」は、実は電車に限ったことではないんですよね。飲み屋でもどこでも、ふとした瞬間に巻き込まれる可能性があります。
災害時の避難所、近所で何かあった時、交通事故の現場など…本当にどこで何があるかわかりません。
自分の体調管理なんかも含め。

なので、日頃から「自分の勘を感じる」努力、してみてはいかがでしょうか。
何も考えずに車に乗り込んで出勤、ではなく、近隣の様子、車の様子、道の状態などを見ながら。

「勘ってなんだかよくわからない」という場合は、「嫌な感じ」とか、「いつもと雰囲気が違う」とかでもいいでしょう。
身近な人の変化(あ、なんか今日カワイイな!とか)を感じるのと同じように、場の雰囲気を感じることができたら、降ってわいたようなトラブルから身を守ることにつながるかもしれません。





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[ 2019/06/24 13:34 ]

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