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Moscow 第55回 チョコ風船事件
Moscowでの生活も終わりが近づいている。

劇場に行った帰り、鍵を開けて家に入ると、「プリビエートゥ」という少し間延びしたポリーナの声がした。
台所にいるようだ。ポリーナの声を聴くと、気が抜けてなんかほっとする。

ロシア語では、ただいま、お帰りという表現がないようで、「やあ」とか「こんばんは」、「頑張ってね」といった表現がそのまま挨拶になるらしい。未だになんていったらいいのか迷うけれど、ポリーナとは「プリビェート」で挨拶している。

着替えて台所に行ってみると、何か作業をしているらしい。
邪魔をしないように、少し夕食をいただこうと台所に行ってみると…ポリーナはぱっと見、大掃除をしていた。
壁やキッチンの棚やらそこかしこを拭いている。作業は大分終わったようだが、壁一面、作業場一面、茶色いものが飛び散っていた。ただならぬ感じだ。掃除は終わりかかっているけど、床にもまだ跳ねた跡がある。どうしたの、と聞くと、天井を指さした。
天井にまで飛び散っている。
ここは台所だ…この茶色は一体…。以前、東京の老舗百貨店のトイレでみた凄惨な現場が頭をよぎる。
でもここはキッチン。ポリーナがそんな粗相をするわけもない。でも、これ一体なに…?大体、どうやったらこのロシアのかなり高い天井まで、何かを飛び散らせることができるのか。かなりミステリーだ。

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ポリーナはにやにやして、レンジにのっかっている鍋の上のボールを指さしていった。
「ショコラータ」
ああ!茶色い汚れの正体はチョコレートだった。見回すと、テーブルの上に溶かして何かに使うためのミルクチョコレートバーがいっぱい置いてあった。でも、チョコレートを湯煎しただけでここまでぶっ飛ばない。首をひねっていると、ポリーナは説明しようとしていったん諦め、スマホである動画をみせてくれた。

その動画は、風船を膨らませてからチョコレートを流し込み、バルーンチョコなるものを作る、という衝撃的なものだった。
熱いチョコを膨らんだ風船に流し込んだら、そりゃ割れるでしょ…!科学の知識が乏しいので、私は単純にそう思って驚いた。
友人の誕生日パーティーがあり、そのためにサプライズプレゼントとして制作しているとのこと。しかし、1回で、ここまでキッチン中がチョコまみれになるだろうか。凄いな。

「アディン?(1回?)」
「チットゥリ(4回)」

4回!!!4回も割ったの?!そのまま作業を続けた結果、台所中がチョコまみれになったらしい。
マジか…普通1回で懲りないかしら。2回、3回はあるかもしれないけれど、どうしたら割れないか考えたり、1度掃除したり…しないか。このポリーナの大らかさが好きだ。そしてお母さんのガリーナは別の部屋でテレビを見ていたらしいが、チョコ風船大爆発については何にも気に留めず、うまくいったの?というような会話をして台所には現れなかった。
その後、夜半にはいったん作業をやめたらしく、友達に電話してどうしたらうまくいくかを話し合っていたらしい。

工夫の後?
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後日、どうだった?と聞くと、部屋に案内してくれた。色づけまでして、力が入ってる…!
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割れないような工夫をした結果なのか、中には友人がワインが好きなので、ワインも入っている、といっていた。割れたらワインが飛び散るのか、瓶ごと入れたのかまで聞かなかったけど(笑)うまくいってよかった。

本気の誕生日パーティーの準備にいいなあと思った。一度ペリメニパーティーに参加させてもらったけれど、それも和気あいあいと、一緒に作りながらお菓子を食べたりお茶を飲んだり、すごく楽しかった。街を歩いていると、東京のような隠れ家風な素敵なカフェも沢山あるけれど、なんとなく、お店貸し切りでなく、家に招いてホームパーティをやっているイメージが強い。特に女性と話していると、そういう印象だ。

天井が高くて広い家。Moscowにきてから3軒のお宅にお邪魔したけれど、どの家も居間が広かったり、壁の装飾が素敵だったり景色がよかったり、とにかく暖かいし、居心地がとてもよかった。手作りの料理…飲み物や漬物なども含めて…でもてなすのが普通なようだった。料理がてんでダメな身としては、すごいなあと思うとともに、家でまったりパーティー、楽しそうだなあとしみじみ思った。もちろん、どの家もそうというわけではないのだろうけれど。


●今日のロシア語

шоколад(ショコラートゥ) チョコレート

(2017.11.25)


[ 2017/11/26 10:20 ]

Moscowでの生活 | コメント(0) |
Moscow 第54回 劇場「Ромэн」にて
数年前に泊まったことがあるレニングラード通りのソビエツキーホテル。

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その正面側入り口に、「Ромэн」という赤字の看板がある。
ここは劇場で、そのさらに隣にはレストランが入っている。
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数年前は朝か夜しか出入りしなかったので、劇場があるという印象があまりなかった。古めかしいのだろう、と想像するにとどまった。そして私はずっと、この劇場の名前を「ポエム」だと思っていた。キリル文字を学習してしばらくしても、POを「ポ」と読むくせがなかなか抜けない。ちなみにこれは「ロマン」と読む。
今回ステイ先に来てから、最寄のディナモ駅で「TEATP Ромэнはこっち側」と記載があるため、結構有名なのだろうか、と思ってみていたけれど、やはり観に行こうとまでは思っていなかった。しかし、今日、Tchaikovskyコンサートホールでクラッシックでも、と当日券を買いに行ったら売り切れ。ネットでは現地の携帯番号がないと買えないシステムだったため、マヤコフスキー駅までいったのに…と思いつつ粘ろうと学校へ行って検索をかけると、少し離れたクラブハウスで楽しそうなライブと、この「Ромэн」が出てきた。あれ、近くじゃない、と思ってよくみてみると、プーシキンが主役だという。
これなら少しわかるかも、と当日券に再チャレンジ。真ん中の席を勧めてもらって、そのまま入場。

シャンデリアが綺麗だった
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チケットとパンフなど
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併設のテアトルの歩みと高い天井
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昔のポスター
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劇場入り口
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劇場内はこんな感じ。「プーシキン、こんにちは!」という題名なだけに、プーシキン像の垂れ幕。
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椅子。座り心地がよかった。この真ん中の通路を、プーシキン役の男優が歩いて入場した
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今回は中身より建物や雰囲気を楽しんでしまった。劇場によって大きく異なる仕様…照明の当て方や観客の入場口、クロークなど…がまた面白い。
内容はあまりにロシア語がわからず(笑)前半は少し寝てしまったけれど、後半はこの劇場の目玉か、生演奏と歌で盛り上がるミュージカル風な場面が沢山登場し、盛り上がって目が覚めた。小学校ので見たようなえんじ色の緞帳、照明の当て方や小道具・大道具の使い方、踊りに歌、懐かしい感じもしつつ、目の前で演技しているのも時々観客が手拍子をしたりひそひそ話したりするのもごくごく自然で、ステージがより近く演者たちと同じ空気を吸っている気がした。
観客は思い思いに花束を用意していて、どの俳優に渡すのかな、とそんなことも楽しみだった。相変わらず老若男女入り混じる観客層、マナーの良しあしはあれど、これもまたいいなあと思った。


●今日のロシア語
актёр(アクチヨル) 俳優

(2017.11.22)


[ 2017/11/23 08:03 ]

Moscowでの生活 | コメント(0) |
Moscow 第53回 スパー/これこれ/詩集のプレゼント
今日は、ミカエルが来ていたのでストライクをもらった。
やっぱりミカエルはあったかい。
キッズクラスが終わる前くらいにセルゲイ・オジョレリフがやってきた。ウォーミングアップをしている。ザイコフスキーと身体を動かしに来たんだな、と思いながらみていると、子供たちが道場にいる状態のまま、二人のスパーが始まった。

これはなかなか壮絶な光景だった。
子供たちが奇声を上げて走り回ったりボールを投げてぶつけあったり(8個くらい同時に)している中で、二人がスパーをしている。しかも一人のきかん坊やは、二人が向かい合っている時に真ん中を通り抜けたり、話しかけたりしている。日本だったら、もし親がいたら、いや親でなくても大人がいたら、「ダメよ、危ないから」とか「邪魔になるから」と服を引っ張るだろうし、やっている大人側も普通は子どもに反応しそうだ。何か、何かしらの合図をするとか。

ところが二人は何の反応もせず、かといって無視して子どもが騒ぐようなことも、危険な状況になるようなこともなく、周りの大人達も何もいわずにワークを見ている。子ども達は始めこそちらちら見たりしていたが、なんとそのうち道場から少しずつ消えていった。二人は楽しそうにスパーしていただけで、怒ったわけでも何でもない。むしろ無接触。子供たちは帰ったわけではなく、おとなしく家を作ってこもったり、ロッカーでうろうろしたりしていたらしい(午後7時過ぎて大人クラスが始まってから、彼らは復活して騒ぎだした)。
ボール投げ合いをしていて、一人の子の目に当たり、泣き出した時も、二人は騒ぐことなく普通にスパーを続けていた。他の大人が、おいおい、と声をかけて背中を撫でてやると彼は隅っこでしくしく泣いていた。

子どもが近づいてくると私は少し緊張する。
何をしてくるかわからないというのもあるし、ぶつかったら簡単に転んでしまうし、とにかくやることに予想がつかないからだ。得にキッズクラスはいたずら好きが多い。ところが子どもの行動に無テンションで動き続けて対応した(正確には何もしなかった)二人が、そしてそれ以上近づこうともしなかった子ども達も、なんかすごいと思ってしまった。ここは本部道場だし、当たり前の光景かもしれないけれど…。

■二人のスパー
今まで、クラス中に二人が練習しているのをみて、ピンとこないところがあった。個人的に、激しい殴り蹴りが好きじゃないだけなのだが、二人が凄すぎて、どれだけ凄いものをみているのかがわかっていなかったというか。が、今日ワークがない時間にじっくり見ることができて、実感したことが1つ。

・常に歩き続けている。道場を一周する勢いでとにかく足が動き続け、道場が狭く感じるほど。

本当は、これぐらい動かなければいけないのだろうと思った。足が停まっている、とよくいけふくに言われるけれど、二人がぐるぐる回って何度も仕切り直している様子は、ミカエルがセミナーの時にストライクを撃ち続けて前進し続けてるのと同じに思えた。クラス中に、ザイコフスキーがデモをやる時でも、ここまで動いていなかったような気がする。
常に全身で動き続けなければ。

■夜クラス
今日は参加者の要望で「フォーム」の確認から始まった。
立つだけ、歩き、プッシュアップ、寝っ転がり。インターナルから動け、身体が動くんじゃない、との指示。「プッシュアップしよう」「寝っ転がろう」と思った動きは、ニェット。
フォームの確認でいい感じだったところから、1対1の仰向けプッシュアップ、その後グラウンドワークになってしまった。組んだら危ない女性と組むことになってしまい、とにかく無事故で終わらせなければ、と覚悟しつつやはり激しかった。3秒で首が完全に締められる。そういうワークじゃないけれど、彼女はそういうことがしたいので、とにかくガンガン締められる。対抗すると危ないのでほどほどに、とじっとしていたら、ザイコフスキーがきてくれて「ティフティフティフティフ…」と小声でささやきながら相手をしてくれる。
軽い、何もない。気が付くと自分の腕で首がきまっている。凄いなあ、このまま終わりたいな、と思ってもワークは続き、水飲んでくる、と抜けた後、疲れてぼんやりみていたら、あの二人が声をかけてくれた。

■これこれ
いつかブログに書いた、年配のお二人。今日話して、二人は兄弟だったことがわかった。夫婦かと思って失礼しました。
妹さんが休憩にいった時、お兄さんがやろう、といってくれた。彼と動いた感じは、私が「これがやりたい」と長年思っていてなかなか出会えなかった動きだった。同じくグラウンドで、一人が何かアクションを起こそうとして攻撃を受ける方は、相手のテンションをみつけてつかまらないように動き続けて最後は逆につかまえる、というワーク。
最高だった。ただテンションのある場所に触れるだけ。もはやタッチだ。その感じがまた柔らかく、かつ多少弾かれる。動きも本当に柔らかい。こういうシステマをやりたかった。
その後、2対1で同じことを練習。人数が増えるとスピードがあがって少し危なかったけれど、慎重に、相手を感じて動く基本がきっちりしていて、当然事故はなし。最高の締めになった。

■詩集のプレゼント
以前一緒にワークをしたとき、妹のニーナから「あなたに詩集を贈りたい」といわれていた。もしかしたらもう会えないかな、と思っていたけど、無事会えて、プレゼントしてくれた。なんて嬉しいことだろう。
詩は、ロシア語の勉強にもとてもよさそうだ。短く、わかりやすい言葉が並んでいる。これが読めるようになるために、勉強を頑張ります、と英語で伝えた。彼女たちは英語が話せる。

ユーリャとニーナと
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ニーナの詩集。イラストも自身で描いたもの
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私も、誰の元に届くだろう、と思っていた金が綺麗な女郎花の一筆箋を渡したら、彼女はノートがとても好きだから嬉しい、と喜んでくれた。今回は今日が会える最後の日とのことだった。また会いたい。詩の感想を伝えなければ。


●今日のロシア語
тихо(ティハ) 静かに

(2017.11.21)


[ 2017/11/22 09:35 ]

Moscowでシステマ | コメント(2) |
Moscow 第52回 バレエ鑑賞(1)
いわゆるオールマイティー劇場施設?と呼んでいいのか、「дοм музыки」でバレエ鑑賞。
正式名称は、モスコフスキー・メジュドゥナロドニ・ドム・ムジキ(https://www.mmdm.ru/)。
最寄駅は2号線のパヴェレツカヤ駅。

1日目のセミナー後、家に帰ってからタクシーで移動。家の人に呼んでもらった安全なタクシーだったので安心して移動できた。
金額は30分ほどの移動で410P。ぼったくられることもなく、高いといえば高いけど、良心的な値段だった。こちらでタクシーというと、UBERに登録しているか、とよく聞かれることが多いので信頼が高いのかもしれない。

建物はライトアップされてとても綺麗だった。バレエの舞台とあって、気合を入れたおしゃれな人が多かった。バレリーナを目指しているのか、ポーズをとって記念撮影している子も。
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建物の中にはやはりグリーンコーナーが
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可愛い人形
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場内の入り口。サーカスは場内の監視や案内は女性の係員が多かったけれど、こちらは若い男性など幅広い年齢層がいた。
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場内。今回は演奏なしなんだ、と思ったけれど始まったらそれどころではなかった…!
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隣の席の女性からもらった今回の案内チラシ。もう置いてなかったのでとてもありがたかった!プログラムの販売はなかった。
彼女が熱狂的なファンであることは踊りが1つ終わる度にメモをしているところからも伺えた。
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白鳥の湖など、本当に美しく、自然に涙が出そうになった。
最前列で見れたのは本当によかった。システマをやっている毎日の中で、1名ないしは2名の踊りに集中できたのがまた勉強になった。完璧すぎて始めは普通に見ていたけれど、徐々にゾクゾクしてきて、凄いものを見ていることに気がついた。そもそも、この舞台自体がスター集合の内容なので当たり前といえば当たり前だけど、その中でも特に際立った人たちの踊りは本当に凄かった。
最後にバレリーナ達のエキシビジョンがロックにあわせて繰り広げられ、これがまた最高。ロックなのに普通にクラッシクバレエを踊っててぴったり…どうなってるの!

終焉後、バレリーナ達が記念撮影。係の人にも止められなかったので、記念に。
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こちらの観客は、終わると本当にすぐ帰ってしまう。今回は拍手が止まなかったけど、今のところ、アンコールも特になくあっさりした印象。来週はここでジゼル。楽しみだ。


●今日のロシア語

Κонцерт(コンツェルト) コンサート、協奏曲

(2017.11.19)


[ 2017/11/20 08:17 ]

Moscowでの生活 | コメント(2) |
Moscow 第51回 11月の週末セミナー
11月の週末セミナー。

1日目はミカエルが、2日目はレフとザイコフスキーがリードした。

1日目の内容は、先月と似ていたけれど、相手との距離が加わった印象。
スティック、ナイフ、シャーシュカのそれぞれをもって1対1で距離をとったり近くから歩みよったりしてくる相手のテンションを感じながら自分はテンションなく相手を避けるかシャーシュカ等をとりあげるか、というワークだった。
それぞれ、持ち物を変え相手を変えて感覚の違いなどを感じながら繰り返し。

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2日目は、流れで私はザイコフスキー班へ。
レフの方では昨日のワークをシャーシュカなどなしでいろんなパターンでやっていた。
ザイコフスキーの方では、ひたすらブリージングトレーニングをやりこんだ。
1人で体に負荷をかけながら深いブリージングをできるようにするトレーニングと、1対1や、1対複数で圧をかけられても深く呼吸をし、呼吸で相手のテンションまで感じて吐き出して返す、というもの。凄い圧をかけられるといつもできなかったのだけれど、今回初めてできて、呼吸の力を実感した。凄いなと思った。

途中から参加したので順不動、概ね次のとおり。
・段差があったらその上に両足を乗せてプッシュアップの姿勢で呼吸(10回くらい)
・両足の裏を合わせて呼吸
・正座して徐々に上半身を前に倒しながら呼吸(おしりはあげないで足裏につけたままになるようにする)
・プッシュアップとスクワットをそれぞれ三段階で呼吸5回ずつ(深く)
・床に横になり真横をむいて肩ひじを90度にして支えて呼吸(10回?)
・二人仰向けになって隣り合わせに寝て腕相撲
・2人が向かい合って足裏を合わせて座って1人がスティックの引っ張る(吐く時だけ引っ張る。ずっと引っ張らない)
・1人が壁に向かって立ってその他のメンバーで背中を押す。1人は呼吸で圧を押し返す(吐く時だけ)
・1人がうつ伏せになったり凄い格好で決められたところから呼吸で相手へ力を返す(かけられた方が焦るくらい相当キツいやつ)

フィジカルでもメンタルでも、プレッシャーが大きければ大きいほど呼吸は浅くなり、特にプッシュアップの姿勢では難しい、というと、やってみろ、とザイコフスキーが上から押してくれた。できない、という壁にぶつかったところで諦めないで呼吸し続けるとわずかに横隔膜が広がる感じが。上がり症的には、ちょっと威嚇されただけで息ができなくなるといってもいい。ロシア語の授業中がそうだ。それでも、そんな状況下でも深い呼吸をできるようになるまで、これは練習するしかないなと思った。
でも今日のトレーニングでかなり深くまで吸える意識、そしてそうすると上半身が広くなり、歩いていても身体のバランスが整ってくる感じがした。付き合ってくれたザイコフスキーに心から感謝。

●今日のロシア語

тоже(トージェ) ~も 
※インストラクター達が、よく「トージェ サマー」といっているように聞こえるので聞いてみたところ、「sameだ」との答えでした。
綴りが一緒かと思って念のためロシア語の先生に聞いたところ、「то же самое」と書くとのことで、「тоже」とは別でした。綴りが一緒かと思って勘違い。失礼しました。

(2017.11.19)


[ 2017/11/20 07:21 ]

Moscowでシステマ | コメント(0) |
Moscow 第50回 オペラ鑑賞
日本の友人に薦められ、ロシアの誇る舞台芸術に触れることに。
現地でのチケット入手とかよくわからないし…と目をつぶっていたものの、もう時間がないので猛アタックし、勢いでオペラとバレエのチケットをネットで購入した。
※お目当ての劇場がわかれば、インターネットがつながれば購入できます(カード決済。直接KACCAに行くのもあり)。
例:Moscow International Performing Arts Center
https://www.mmdm.ru/en/content/afisha(大きい劇場だと、ロシア語・英語両方あることが多いらしい)

今日はまずオペラ。
場所はトベルスカヤ、チェーホフスカヤ駅など3つの地下鉄が近い「スタニスラフスキー&ネミーロヴィッチ=ダンチェンコ記念モスクワ音楽劇場(The Stanislavsky and Nemirovich-Danchenko Music Theatre)」。
そもそも、チケットが大分安くて驚いている。前から二列目で、約2000円。こんな安いの?と勢いで別の劇場でバレエのジゼルを予約するも、これも前の方で約3600円。日本でバレエやオペラといったらもう少し高いことを覚悟するし、ステージも荘厳で服装もおしゃれしないといけないのでは…と思ったら今日は「small stage」。一体どんな劇場なんだろう。

今日の作品は、某旅行会社の情報によると、邦訳では「オルフェウスの寓話」と「アリアドネ」。
内容も出演者もよくわからないまま、授業とシステママッサージを終えて急いで向かう。

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サーカスの時と同じく、クロークにコートなどを預ける。これは冬の厚着が当然な国柄か、劇場とはそういうしきたりなのか、とにもかくにも家の中で過ごすように身軽に舞台を楽しめて本当にいいなあと思った。クロークも広くて、係の女性が沢山いる。小さな図書館にまであるくらいだ。日本ではちょっとした劇場でここまで用意するのは難しそうだ。ここは芸術の街なんだなあとしみじみ(ヨーロッパはもっとすごいのかな)。

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今回の小劇場はおそらく正方形。四角の隣り合った二面に観客席、その間にオーケストラがいて生演奏。観客は舞台を見下ろすまたは目の前でみる距離の近さ。観客の雰囲気がとてもよく、週末の金曜の夜、友達同士、夫婦や若いカップル、幅広い年齢でいろんな人がいた。パンフレットを片手に話し込んだりしている様子に、お目当ての舞台を観に来たんだなあと思った。日本の友人の舞台を思い出した。

休憩時間20分。何か食べないと…って高いけど美味しかったサーモンサンド(350P…本当に高っ)
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建物の中は赤と白が基調のシンプルな内装
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日本でも1976年に公演していた「白鳥の湖」。
いきなり漢字が出てきてびっくりした
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感想は、物語はわからなかったものの、とても面白かった。演出が凝っていて、壁の模様かと思っていた渦巻模様のいくつものリボンが、劇中で出演者達によって一斉にほどかれ、ステージがリボンだらけになったり、さらにそれをまとめて歌い上げる女性歌手の迫力や、天井から吊るされた赤い紐が物語のキーを暗示していて、軽妙に動き、それに小さな帆船を結んで主人公たちの上を旋回させたり…コーラスをあえて劇場外で響かせることで船出の様子を表現したり、とにかく初めてだったので、そういった演出がとても面白かった。カーテンコール中に普通に観客のおばあちゃんが花束を渡しに行っちゃったりもして(笑)とにかく近いので、演者の胸が息も切れんばかりに上下しているのも見えた。観客も小さな声で話したり、ブラボー!!と盛り上がったり、知り合いのステージかと思うような距離の近さだった。あとから旅行会社のサイトでみると、ここはボリショイ劇場より安価でチケットが入手できるので、市民から愛されているとのことだった。
卒のない演技を観ていて、またもやシステマを思い出した。サーカス同様、ちょっとミスかな、と思うことがあっても、全員が滑らかでどこにも緊張の生まれない動きをするので、劇中に小道具を引き揚げていても全く気にならない。チケットの値段で考えてしまったけれど、相当な訓練を積んでいるのだろう。「逃げるな、怯えるな」と今朝のクラスで言われたことを思い出したり、どうしてもシンクロしてしまう(笑)ロシアでシステマや演劇のワークショップに参加し続けたりしたら、なんか人生観が変わりそうな気がする。

モスクワはGoogleMapでみると本当に劇場だらけ。人形劇場もあるしサーカスやコンサートホール、バレエもオペラも開ける規模の所が沢山ある。もちろん興味のあるなしはあるけれど、とにかく安いので機会があったらおすすめ。
作品や規模にこだわりがあったらよく見極めて日本から予約していった方がよいかもしれないけれど、今日の劇場は面白そうなので、またいってみたいなと思った。


●今日のロシア語

Билет(ビレット) チケット

(2017.11.17)


[ 2017/11/18 08:32 ]

Moscowでの生活 | コメント(0) |
Moscow 第49回 トレーニング追加(3)
朝のザイコフスキークラス。

「strong」ではなく「brave」。
一部でなく、全体。

大きなアレクサンドルと練習。彼はアグレッシブなイメージがあったけれど、全然違った。丁寧な丁寧なワーク。
沢山教えてもらった。できるまで何度も何度も練習した。本当に勉強になった。これまでで最高のクラスだったかもしれない。

夜のクラス。
昨日の壁ブリッジに1つワークが加わった。
両手をついたまま、プッシュアップを10回。苦しいけどできなくはない。その後の呼吸が深くなる印象。
その後、火曜と同じくテイクダウンのワークへ移行。
相手を感じようとしすぎて重くなりがちなところを、「should be light」とザイコフスキー。手を差し伸べられて引っ張ろうとしたり押そうとしてもまあ軽いこと軽いこと、0キロだ。「ワヒー」とか変な声が出てしまうけれど楽しくて仕方がない。やっぱりシステマはこれがいいな、と思った。


●今日のロシア語

Все(フィショー) 全体

(2017.11.16)


[ 2017/11/17 09:11 ]

Moscowでシステマ | コメント(0) |
Moscow 第48回 カロメンスカヤ公園
■カロメンスカヤ公園(最寄駅:2号線のΚоломенская)

迫力の白亜の教会ほか
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イメージでいうと奈良の平城京跡というか…広大な広さだ。ところどころに名古屋の明治村のように、移築された教会が残っていた。雨も降って凍てつく寒さだったけれど、ランナーはいるしモスクワ川には釣り人もいた。カーチャによれば、水質が悪いので、釣った魚をどうするのか…とのことだった。どうするんだろう…。
カロメンスカヤは、全ロシア蜂蜜市が開かれる場所もある。その時期になると移動遊園地も来るらしい。一大祭りだ。

暖かくなると結婚式が開かれるというモスクワ川沿いのテント
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道の途中には、本格アスレチックあり、スキーやスケートの看板も立っていた。冬が本格化したらまた別の姿になるらしい。
川からは湯気が出ていた…
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どこまでも続く公園内の石畳の道。馬糞らしきものが落ちていた。この道は、馬の方が歩きやすそうだ。
この道の横にあった平原では、何やら草原を掘り返している人々がいた。かなりの深さを掘っている。怪しすぎる…と思ったら、ここで作ったたい肥を掘りに来たのでは、とカーチャ談
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敷地内のリンゴを獲る人。整備をしている人らしい。皮をむいて食べた跡もあった
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敷地の中には、ロシアの伝統建築を活かした最新の建物も。コンサート会場や教会、結婚式場など、身近な存在のようだ。
馬車が走っていた
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結婚式の写真を撮っているカップルも
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白と赤は伝統衣装かな、と思ったら、白と黒の花嫁もいた。カーチャに聞いてみたところ、どうやら35歳以上になると黒を選ぶようになるらしい。といっても、白が人気だったり、海外で式を挙げて、国内ではやらないカップルも増えているようで、日本と同じく結婚式の方法は多様化している模様。

ロシアは広い…そしてロシア人は、よく歩く。

※公園や駅の呼び名は、日本の観光案内に載っているものと違いますが、綴りは同じです。こちらの人の発音を聞いていると、コロメンスカヤではなく、「カロメン」とも聞こえるので、ここではカロメン、と記載しています。ご了承ください。


●今日のロシア語

Церковь(ツェルコフ) 教会

(2017.11.15)


[ 2017/11/16 07:57 ]

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Moscow 第47回 ツァリツィーノ公園
友達のカーチャに案内してもらい、2回に分けて大きな公園を散策した。
1回目は、エカテリーナ女帝の別荘地になるはずだったツァリツィーノ公園。

■ツァリツィーノ公園(最寄駅:2号線のЦарицыно駅)

本当に公園あるのかな、と不安になる空の広さ。冬空はことさら寂しい感じ
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こちらの「秋葉原」的電子グッズ市
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見えてきた入り口
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10分ほど歩いてようやく宮殿へ近づく
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凄い!と騒いだら「ここエカテリーナ住んでいません…」とカーチャ。ドイツ出身のエカテリーナは、ロシアのデザインが気に入らなかったから…とのコメント。近づくと迫力がある。
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年代毎の縮図
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美術館の入り口。一体中はどうなっていたのだろう
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二人の建築家
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とにかくとにかく広い…!!
日本庭園は本当に縮図…と思わされるこの規模。ツァリツィーノでは、寒さに池が凍り、飛んでいたカモが着水しようとして氷上に降りてしまい、つつつつー…と滑っていて可愛かった!歩いている人たちも皆ウケていた。
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冬で噴水はお休み。白いドームで覆われていた。春にはチューリップが咲き乱れ、美しい景色になる。
雪景色も美しいですよ、とカーチャ
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帰り際に、公園入口のイタリアンで軽く夕食とお茶
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●今日のロシア語

Архитектор(アルヒテクトル) 建築家

(2017.11.15)


[ 2017/11/16 07:17 ]

Moscowでの生活 | コメント(0) |
Moscow 第46回 トレーニング追加(2)
久しぶりにガリーナのご飯をアップ。

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今日はダーチャから帰ってきているので品数が増えているはず、と思ったらドンピシャ。
この、牛肉の旨みが半端ないマカロニ…でいいのかな…玉ねぎのみじん切りとスパムのような、それよりも牛肉の旨みがよく出ている肉片とマカロニを和えたもの。しょっぱくなく、程よく美味しい。この旨み成分、どこから出ているのかマカロニに聞きたくなるくらい。これ、絶対明日にはなくなってるな、とおかわりしておいた。この家では、美味しい、明日も楽しみ、と思っていると翌日にはなくなっている。ジャムの瓶もしかり。一体誰が…。

冷菜もたっぷり。スープも追加。
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■今日の朝のザイコフスキークラス
・ボールと呼吸
朝は、昨日の食べ過ぎ諸々で全体的に厳しかった。相変わらずの寒さに、少し喉が心配になってくる。すでに皆動き出して、それぞれのワークをやっているので、全身を整えようと横になっていると、ザイコフスキーから小さなボールをお腹の上に乗せられた。
「呼吸して」
その前に、朝ごはん食べてないでしょ、と笑われる。朝は毎日、調子を整えたくて水しか飲んでいない。
ボールはすぐ転がり落ちた。お腹といっても平らじゃない。ちょっとぐいっとならされたところ、ボールが止まる。呼吸してみる。腹部の動きに合わせてボールも上下するが、ザイコフスキーから「ボールのことを考えて動かさないで」と一言。
よくマンガやなんかで…自分の考えていたことを口に出してしゃべっていたことに気づかない主人公とかいるけれど、ここではそんな感じで「考えて」しまう。(ボールが落ちないように、そーっと吸って…)ではなくて、ただその上下を感じる。しばらくするとOKの声が聞こえた。

気が付いたら背中が汗でぐっしょりだった。急いで歩いた汗なのか、ボールに集中した結果なのかはわからない。ただ、ワークと呼んでいいのかわからないが、これは面白かった。
ボールを置くことで意識がお腹に集中し、胃の辺りが熱くなり、脈打ち始める(消化活動に励んでいる…)。終わると、もたれやだるさ、疲れが落ち着いたようだった。そう感じた理由は、「頭」では「昨日のあれが原因だな…」とわかっているものの、そんな状態でも朝無理やり起きだして寒い中練習に行くので、身体の声を無視している。暖かい場所に入り、ほっとしたところで、「嫌だよー」と身体が声をあげたというか。その声に従って脈を感じたので、改善したのだろう。管理できてない時点で、システマーとしてどうですか、と思うけど…。

次に、胸骨の辺りに置かれる。同じように続けて、とザイコフスキー。
今度は心臓の近くとあって、これまた意識の位置が変わる。途中、寝落ちてしまったのか、システマをやっている場面など変な夢もみたりしたが、終わってから歩くと、ザイコフスキーがいつもいう「ここからパワーが生まれる」の場所に引っ張られるように歩けた。その歩き方がよかったかどうかわからないけれど(ああ、ここのことを言っていたのか)と感じた。考えないで身体を感じる大切さ。
「感じる」と「頭でわかってる身体の様子、またはその部位の感覚」の違い。くー。

■夜のザイコフスキークラス
夜は、あるトレーニングを1時間やるぞ、とザイコフスキーが言い出して、まさ冗談でしょうと思ったら本当にそれくらい時間が経っていた。これは物凄く難しい、とザイコフスキー。身体がバキバキで明日が怖い。

・両手は壁について、両足は地面につく。手の位置は低く、ブリッジを壁でやるイメージ。深い呼吸を10回(吸って吐いて)
・両手から始めて、片手だけつく。10回ずつ呼吸。
※壁が滑る場合は、手がすべって頭を打つ可能性があるので要注意。できないと思ったら無理をせず休むこと。

いずれも深く呼吸するのも苦しく、ひーひーいっていたところ、「それは喉だけで呼吸してる。喉だけじゃダメ。胸や全身で呼吸するように」これは深い呼吸が大事、と言っていた。そしてその後にやった、普通のテイクダウンのワークの時に、私達には「さっきやったワークとこれは同じ」といっていた。全身を一つにして動く。他にもいろいろ言っていたけれど、誤訳はよくないので割愛。
片手ができたところで、より負荷をかけなきゃだめだ、とザイコが、今度はお腹を人に押してもらって、と言い出した。
もう絶対無理、やめて、と思いつつ、少しずつ加重していく手の重さに、呼吸を深くしながらブリッジを潰していくと、かえって良い練習になった。
とんでもない姿勢で頑張るので、肩の緊張も抜けた気がする。でもその後のテイクダウンワークは相変わらずさっぱりで、なんの進化もなかった…。見えないと何もみえないのは変わらず。これがつらい。

■心の位置
夜は、クラスが始まっても2人しかいなかったのでなかなか始まらなかった。
10分すぎたくらいで、ザイコフスキーが「何やりたい?」とロシア語で聞いていた。ザイコフスキーはすごい。こちらが言ったことをわかっているかいないか、言葉にしないけれど察知している。なんとも評価できないけれど、発している言葉の2.5割くらいは、聞き取れるようになった。何かといえば、システマでは特定の動詞や名詞、「もう1回」「良いよ」「違う」「人の身体を」とかが多いからだ。それが2.5割として、残り8割の語尾の変化や接続詞が聞き取れなかったり知らなかったりなので、ぶっちゃけ通しでは理解できない。「何やった?」は毎日授業で聞かれる言葉だからわかった。
言葉が浮かばない。人もいないので、結局かたことの英語で言ってみた。
「手の使い方を知りたいです」
「なんで?なんのために?」
「ここから動きたいけれど、手や足はバラバラだから」
「なるほど。Heartはどこにあると思う?ドクンドクンするやつ…KOKORO…(ここ、と胸をさす)うん、でもそこにあるよ」と手を示すザイコ。
なるほど。わかった!と手をみて(ここに心があるって思えばいいのか!)と思ったら「それは手みて考えてるでしょ」と笑われた。
一体何の問答かと思われそうだが、その後切り替えてもそもそ動いていたら、「それ」と声がした。でも、「それ」の時はいたって自然に動いているので…答えはない(笑)そんな毎日。


●今日のロシア語

Πойдём(パイヂョーム) 行こう

(2017.11.15)


[ 2017/11/15 06:25 ]

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