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Moscow 第26回 ザイコクラス(17)
夜のクラス。
キッズクラスに少し出て、1時間休憩をはさんで開始。

今日は朝来なかった人や、キックボクサー、先週のあんちゃんと女性と、他にも沢山の人が来てにぎやかだった。
スティックを使ったワークをやりたい、とリクエストしたところ、「それで何したいの?」といいつつ、「How to use スティック」とザイコ。女性同士で、となりそうだったけれど、先に来ていた達磨氏に今日もお世話になった。他の人達はスティックなしで、こちらと同じことをしていた。

●2人組で、1人がスティックで攻撃、受ける側が相手の動きをとってからスティック側は動き出す。最終的には、スティック側をテイクダウンしてスティックを取り上げるところまでいく。

決められたルールではないけれど、達磨氏は厳密なので、動く前にとれないと動かない。また、途中でつながりがきれると「lose me」とか「lose you」といって仕切り直しになる。ただ、そこから続けて続けて…とやめないことも何度も練習した。

ずっとこのワークをやっていて、時々ザイコがスティックを構えて「ほら、だからそれダメ」という。至近距離でスティックを向けられると、しかも顔だと、怖い。適当でなく、完全に狙われていることがわかるから。「うたないよ」というけど、それでも怖い。
でもそこで硬くなると達磨氏もいうように「I catch you」となってしまうのだ。怯えて固まった瞬間にとらえられてしまう。
動き始める前に、スナイパーに狙われているように狙いを定められた時(スティック側の達磨氏がどこを狙っているかまではわからない)、自分のどこかに緊張や力みがある。それは逆も然りで、「ここ」と決めた時、達磨氏は大概動けなかった。それは、そこに緊張がある、ということなのだ。自分がやる時は無意識で、つい忘れてしまう。

朝のストライクを、遠隔操作でやるような。
ただ、そこを狙うことを失念すると、まったく別のことになってしまう。
今日もザイコにしこたまやられていたあんちゃんをみていると、あんちゃんは見えなくなっていた。が、あそこまでやられたら、見てられなくなる…。あんちゃんは、正直に「痛いよ!昨日もそこやられたけど、腫れたちゃったよ!」とか正直に文句をいっている。珍しい光景のように感じるけれど、本来こうあるべきだよね、とほっとする。

位置はどこか。


■夜食
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残りものと、ヨーグルト。似たようなものばかり…にみえるけれど、とにかく美味しいし、ヨーグルト意外な、同じものはみたことがなく、まったく飽きない。この前に夜クラス前にスシを食べる。昼はグリチカだけだったので、お腹がすいてしまった。よく食べているのか、少ないのか。仕事中の間食がなくなったから、多少は健康的なのだろうか…


●今日のロシア語
Ηе за что(ニェーザシトー) どういたしまして

(2017.10.17)


[ 2017/10/18 13:26 ]

Moscowでシステマ | コメント(0) |
Moscow 第25回 ザイコクラス(16)/マッサージ待ちの客
今朝こそ遅刻しない、と早起きしたものの、今度は朝ごはんを食べすぎて若干遅れて家を出る。
また始まってるかな…と思ったら…

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本部は真っ暗だった。
(今日休みだったのか…誰か教えといてよ…って言われても張り紙してあってもわかんないけど…)と思いつつ行けるところまで進んでみようと道場までいったら、ふかふかミーシャが来ていた。なんだ、休みじゃなかった。
ミーシャと二人だったので、相撲のおすすめ力士のシステマ的一番を見せていたところ、ザイコがやってくる。「今日、何やりたい?」と聞いたザイコに、ミーシャが「面白い動画を見せてもらったんですよ」というのでその動画を見せたけど、突っ張りシーンが嫌だったのか、感想は「二プローハ(まあまあです)」。テイクダウンをやりたい、とリクエストすると、ザイコは手の平を差し出す。
そこから今日のワークが始まった。

写真は最後の、インストラクターのリマとザイコの一番。ザイコの動きが日頃みる動きと全然違った。今日は静かでまるで演武のようだった。相手に触れずして崩す。その前に、散々ストライクやったから、動いちゃうかもしれないけど。システマを演武のようだと思ったのは、初めてだ。

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●概ねの内容
・手の平で相手をコントロールする(片手を重ねるだけ。押したりしない。手だけでやらない。立ったりしゃがんだりして相手をコントロール。指先だけでも可能)
・2人組で、同じ要領でプッシュ
・2人組で今度はストライク(木の金棒みたいなのを持った版、持たない版)
・リマとザイコのデモ

ストライクの練習に使った木の武具?男性陣はこれのとがってないところで軽くボンボンやられていた。
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この道具をストライクの時に、「どっちの手が強い?右?…じゃあ左にこれ持って」といわれて自由の女神像みたいに左手に掲げ持つことに。「この辺」とザイコが示した位置は微妙に上で前の位置なので、だんだん落ちてくる。「GO!」合図でストライクを打つと、不思議なことに受け役のミーシャのお腹がへこんだ。手がお腹に入っていく。なんてことだ。重くてもう無理、とおろした後、左手にはまだ重さが残っていて、左手からの重さが右へ流れ続けていた。左側が軽くなってへんな歩き方をしつつもう1発。うまく入る。なぜ。
ふわふわ変な歩き方を見かねたザイコが、指で右手をつまみ、もやもや調整する。左側が落ち着いた。しかし流れが感じられなくなってしまったので、逆に打ちにくいのでは、と思ったけどザイコは「GOOD、GO!」

「打ち方」が違ったのではない。「打つ位置」が違ったんだと感じた。位置が違ったのだ。

外側を打っていた。内側だ。しかしすぐ「打つぞ」と肩が入る。受け役ミーシャが、肩が入ってるぞと示す。内側を打つのに、肩はいらない。

最後に、リマに相手をしてもらい、一番最初にやった手の平ワークをやってもらう。ザイコと延々とやった後の、カームで一定した動きは滑らかだった。どうしてもザイコと比較してしまうが、昨日のアレクサンドルは少し、ほんの少し迷いを感じ、リマは迷いがなく導かれる感じ。ザイコの圧倒的さを感じてしまう。
が、それもこれも、実は自分の動きが相手に鏡のように映っているのではないかと思う。ミカエルをみていて思う。鏡のように相手に相手の力を同じだけ返している…のではないか。時々隕石みたいなのが発生して違うことになるけれど…

今日はふかふかミーシャと私と、もう一人のインストラクターミーシャだけだったので、4時間分くらいやった気がした。密度が濃かった。11時頃に朝焼けのような夕焼けのような光が差してきて、一人があくびするとみんなにうつり、みんなで欠伸した(ザイコはしなかった)。

■マッサージ待ちの客
更衣室で着替えようとしたら、1人の女性がいた。着替え、ランチを食べようとしている。ロシア語がわからないくせに、「マッサージですか」と聞いたら「そうよ。アレクセイの」。名前はガリーナという。ホストマザーと同じ名前だ。
片言の英語と知っているだけのロシア語で日本から来た、ロシア料理は美味しい、といった話をしていたら、食べていた「グリチカ」を分けてくれた。スプーンがないので手で食べる。少し甘くておいしい。手作りだ。美味しい、というとおかわりをくれた。
モスクワ寒いですね、といったら鼻で笑われた。
「こんなの寒いうちに入らないわよ…マイナス10℃、25℃になるのよ?今はまだ寒くないわ。まああなたのスニーカーじゃ寒いわね…これは秋用のブーツなんだけど、冬用はもっと厚いの。それを履いて…こういうセーターと…厚手のニットのタイツ、帽子にマフラーがあれば大丈夫よ」
なるほど。確かに暖かそうだ。晴れるとうっかり歩きやすいスニーカーを選んでしまうのだ。聞いているだけで温かい気持ちになってくる。隙間対策が大事なのだ。
ガリーナ、ご馳走様でした。

■今日の朝ごはん
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ジャムがきれたので、ハチミツの瓶が追加されていた。丸の内キーシェとガリーナ手作りのブリヌイのチーズ巻き。この他に昨夜のシチューにマカロニと瓶の横にある手作りヨーグルトを…食べ過ぎた。

●今日のロシア語
сапоги(スパギー) ブーツ

(2017.10.17)


[ 2017/10/18 12:49 ]

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