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Moscow 第18回 クラス代/ザイコクラス(13)
今朝はさぼって夜のクラス。
キッズクラスも授業と宿題で厳しくパス。夜のザイコクラスだけ参加した。

■クラス代
今日で16回券が終わってしまった。もう一度買おうと思って、割引プライス適用にならないのかなあ、とアレクセイに相談すると、「あれはMoscowに住んでいる人だけの割引なんだ。同じロシアでも違う地域の人、外国の人は一律600Pだよ」とのこと。明日から新しいカードになる。

■ザイコクラス

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19時過ぎに着くと誰もいない。前回は既に始まっていたので、今日も遅れちゃったかな、と思ったら誰もいなかった。しばらくして緩めのTシャツを着た女性が来るも、壁に向かって倒れながらゴンゴンストライクを打ち始める。これはヤバイぞ、と思っていたら、若い兄ちゃんと達磨氏がやってきた。兄ちゃんはもの言いたげにこちらを見ているけれどロシア語で女性と話をしており、何を言いたいのかはわからなかったが、ザイコ到着後、問答が始まる。今日は男女4人。

ザイコ「何やりたい?」
兄ちゃん「何か…フィジカルワークを」
ザイコ「誰と?」
兄ちゃん「誰と?」といってこちらを見、皆が爆笑。

これをザイコが訳してくれたが、おそらく、この小さい人と?ということで笑っていたようだ。全然悪い気もせず、楽しそうで何より、と一緒に笑う(笑)

兄ちゃんとザイコのグラウンドデモから始まり、今日はずっとそれだった。兄ちゃんが30分くらいやってヘロヘロになった後、私も10分ほどやってもらってしこたま投げられたり膝で打たれたり(笑)次に達磨氏がやって、じゃあ練習して、と始まる。

●概ねの内容
・グラウンドで、2人組。1人が何らかの攻撃をして、もう一人はすーっと手を添えて相手の体をとって動かす。
 (first impressionが一番大事、非常に大事、とザイコ。力は全く使ってない、と見せる。今日もwithout force。)

女性は、案の定アグレッシバーだった。ほら受けてみろ、と思いっきり拳が飛んでくる。危ない。寝技もゴンゴンかけられて顔にも一発かまそうとするのでよけるので精いっぱい。しかしすぐザイコが止めに入る。おそらく、「そんなことしなくていい、そうじゃなくてもっとゆっくりソフトにやりなさい」といっていたようだ。
すぐ捕まってやりがいのない私と、アグレッシブ過ぎる彼女とに何度もザイコは試させてくれて、感覚を覚えようとするも難しい。覚えるとかいってる時点でダメなんだけど…。しかし彼女の感覚もすぐ変わって、いい感じになる。良い方向に動けると「いいわよ」とちゃんと教えてくれる。「ほら、私が悪い状態になればいいのよ…これじゃ私は快適だわ」とよく笑う。

ザイコがふらっと消えた後、しばらくすると男性陣が練習をやめて、兄ちゃんはいつも一人でトレーニングしているスポーツマンのところへ行き、達磨氏が私たちに声をかけてくれた。
達磨氏はしばらく彼女と練習し、今度は私に「攻撃するから、やってみて」と声をかけてくれる。大きな身体で小さい人間に教えるのは大変だと思う。特にグラウンドだったので受け身が大きくなるから。本当にありがたい。彼とワークをしていると、非常にゆっくり繊細に、しかし正しく動けるとそれが何よりも大きな力になることを、感覚的に教えてくれる。

今日の彼女もそうだけど、アグレッシブな人を相手にすると、身の危険が先だって顔が逃げたくなり、どうしてもまともな攻撃から程遠くなる。それがまた彼女たちを苛立たせる。昨日も然り「そんなの実際にありえないでしょ」「これじゃ練習にならない」「あなた何したいの?」と。ただでさえ小さくて弱っちいのに加えてよほどへっぴり腰なのだ。本当にすみません。

Moscowやヨーロッパでやっている女性って若干アグレッシブな印象がある。大柄な男性の中で戦っているだけに、アグレッシブじゃないとシステマやんないよねって感じというか。カームで大きなスペイン人に会ったけれど、彼女は空手やキックボクシングの経験者で、ワークの何ぞやを理解している人だった。そういえば、いろいろ武術をやっている人は、結構落ち着いているかもしれない。最近は見れば、アグレッシブかどうかわかるようになってきた(善悪の判断でなく)。

どんな人と組んでもケガなくサバイブすること。
その一つには、「この人へたくそ。もういいや」と諦めてもらうのもありかもしれない。本当は、「水を飲みに行く」「トイレに行く」がいいのはわかっている。でも、本部は少人数なので帰るしかなくなる。帰るのが一番安全。それはわかってる。ミカエルが戦場でスナイパーから逃げる時に使った話を思い出す。相手をあきらめさせる。
クラスもともかく、リアルでは帰り道が一番システマしてるかもしれない。そして授業中が一番システマから遠い(笑)

強くなる、その場から立ち去る、それ以外にもう1つの道を探して迷走中。

(2017.10.12)


[ 2017/10/13 06:26 ]

Moscowでシステマ | コメント(0) |
Moscow 第17回 町の人々の服装/超える壁/美味しい白身魚のフライ
今朝は慣れない猫との共同睡眠で、変な夢をみたり起きたり、すっかり浅い眠りになってしまい、初めて朝クラスをさぼって授業へ直行。身体を動かさないで授業に行くのは初めてだったせいか、なんかコンディションが変だった。猫はといえば、すっかりリラックスして爆睡し、私が起きた後、再び戻ってきてまた爆睡していた(写真は夜の猫)。

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ホストマザーのガリーナが、「普通はみんな10時から学校みたいだけど…あなたは一体何時からなの??」と心配していた。一度起きた時にちらっと部屋をのぞかれたので、「おはようございます」と言ったら、「いえ、チェックしてるわけじゃないの、いいのよ、いいの!」と慌てて閉めるガリーナ。「私の授業は14時からです、後はトレーニングに行ってるんです」とロシア語の単語と英語を混ぜて伝えると「なーるほど」と安心した模様。

日本で仕事をしていた頃、毎朝ぎりぎりで、疲れきっていて朝動いてから出勤なんてありえなかった。その頃を思うと、なんて健康的なことだろう。勤めているともちろん疲れて難しいけど、そういうことが可能な環境になったらいいのにと心から思う。

■町の人々の服装
ついに息が白くなり、冬が近づいてきたらしい。
街の人々の服装はといえば、到着した時からそうだったけど、まちまちだ。息が白くなる寒さでも、素足を出してジーンズにスニーカーの女性もいれば、ロングのダウンと皮のパンツでばっちり防寒している人もいる。女性はコートにニットのワンピース、ロングブーツ、タイツの人が比較的多い気がするけど、21時を過ぎると、毛糸の帽子にジーンズ姿の人が目立つ。男性は一日を通して革ジャンにジーパンまたはスーツに店の作業着など、あまり変化は見られない。

到着直後、雨が続いて冷え込み、「ずっとこれはきついなあ…」と思っていた時も、結構傘をささない人が多かった。全員ささないのかと思ったらそうでもなく、折り畳み程度の傘をさして歩き、雨が止めば手ぶらで歩く人もいた。防寒と同じでとても自由な感じだ。ただ、足元はあまり濡れないようにしているらしい。革靴が多いような気がするけれど。

着いてすぐ、いかに街中で身を守るかばかり考えていて(笑)皆がどんな服装をしているのか、どういう風にすれば地元民風に見えるかばかり考えていて、傘をささないのは一つの特徴だ!と思ってから、くせになってすっかり傘をささなくなった。ユニクロのダウンの上に山用のレインジャンパーを羽織って毎日歩いている。まだジーパン1枚で平気だ。歩いているとすぐ身体が温まり、あまり着こみすぎるとすぐ汗をかいてしまう。
また、無表情に淡々と歩き続けるのも一つかなと思った(笑)日本で表情豊かに歩いていたわけではないけど、大通りの速い車の流れや人々の歩みに合わせてさっさか歩くようにしている。どこへいくにも距離がありすぎてゆっくり歩いていたら延々とたどり着かないのもあるし、ザイコのクラスではないけれど、余計な気をばらまかないことが、身を守ることのように感じている。

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帰りは大体、21時半頃になる。語学学校で会った日本人に「それ遠いですよ」といわれたものの、道場からの帰り時間はだんだん短くなっており、ついに20分になった。時計が壊れたかと思ったけどそうでもないらしい。慣れってすごい。
夜道をどう注意するか。
本当は危ないので出歩かないに越したことはないけど、ホストファミリーも止めないように、こちらのこの時間は、犬の散歩をしている夫婦や、買い出しに出るカップル、仕事終わりの工事の人や会社員など、普通に人が歩いていたり、車を運転している。地下道も、危険な気配はなく、普通に人が歩いている。ただし、全く油断はできないし暗がりが多いので本当に注意している。酔っ払いも出る時間帯で、誰が何をしてくるかわかったものじゃない。

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自分なりに、次のように歩くようにしている。
・道(道路を挟むくらいの太さ)を頻繁に横断する
…向かいから人が歩いてくるのが見えた時点で、向かい側に渡る。そもそもぬかるんでいる道が多いので、不自然ではない。
・意識が前に向いていることが伝わるように歩き、時々道を確認するように横をみたり後ろをみる。暗がりから人が出てくるような場合は道を変える。そこには近づかない。

■内側から超える壁
Amsterdamから入っただけに、キリル文字をはじめ言葉に壁がある、と強く感じているけれど、昨夜のワークでも言われた通り、そもそも壁の類って自分で作っているんだなと思う。相方のいけふくは、「壁なんてどこにもない」というタイプだから、私が「あれがヤダこれがヤダ、絶対無理」というとチクチク叱る。「これ、グラム計算だから90Pだけど、本当にいいの?」とチョコレート一つ買うのに声をかけてくれる店員さんをはじめ、ロシア人の優しさに触れる度、向こうには何の壁もないのに、こちらが「わかりませんので」と壁を作って縮こまってたらもったいない、と思う。ただ、今日授業でやったけど、ロシア語の数を聞き取るのは、超・超・難しいのだ…

■美味しい白身魚のフライ
部屋がスナックやチョコなどконфемы(お菓子)だらけになっていくのをみて心配になったのか、ガリーナが夜食にブドウを置いておいてくれた。私は元々お菓子が好きなので、味見していただけなのだけど…。このブドウ、またかなり美味しい。

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そして今夜は待望の白身魚のフライが夕食に用意してあった。そろそろ魚が食べたいな…と瓶詰でも買おうかと思っていたところ。衣がサクサクで、塩味がちょうどいい。ボソボソだけどくせになるカーチャっぽいものを添えて食べだすととまらない。
写真が下手で旨みが伝わらないのが残念…!

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ガリーナに早くこの喜びを伝えられるようになりたい。

(2017.10.12)


[ 2017/10/13 05:16 ]

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