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閑話 болтовня : 逃げる
Здравствуйте!(ズドラストビィーチェ=こんにちは!)

ちょっと一息。

トロント本部やシアトルで長くトレーニングをされていたインストラクターの藏岡さんが、金沢で活動を開始され、ブログも発信されています。このシステマ金沢のブログ、重要なことがすっきり読める長さ書かれており、とても参考になります。
まだご覧になられていない方は、ぜひ一度、ご覧になられてはいかがでしょうか。


システマ金沢 ブログはこちら⇒https://ameblo.jp/harimau-kanazawa/


さて、藏岡さんの記事の中で、「Against a Blade 和訳前編」「Against a Blade 和訳後編」という記事がありました。

この記事は、トロント本部チーフインストラクターのヴラディミア・ヴァシリエフが、雑誌のインタビューに答えた内容で、その和訳を藏岡さんがしてくださったものです。

テーマは、「AGAINST A BLADE ARE YOU SURE YOU CAN RUN AWAY(刃物に対して、あなたは本当に走って逃げられると思いますか」。

日本で連日起こる予期せぬ交通事故もさることながら、刃物による無差別殺人事件が起こったばかりでしたので、ブラッドがどのような回答をしたのか、とても興味深く読みました。

詳細はシステマ金沢のブログをご覧いただければと思いますが、記事の中に、システマのキャンプで行う、「走って逃げる」トレーニングのことに触れられていました。


これ、実際にトロントのキャンプで体験しました(写真1番手前の白ジャージが私、隣は池岡)。グループにブラッドが来てやってくださったのですが、まったく反応できていません…!

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写真は、トロント本部のfacebookで公開されているものを掲載させていただきました


この時、恐怖感はハンパなかったんです。

ブラッドの広い歩幅、勢い、何よりオーラ。

人生であんなに「怖い」「心底逃げたい」と思ったことは、今でもないくらい。
が、なんと写真でみると、まったく逃げられていません(爆)

ブラッドが笑っているようにみえますが、なんで誰も逃げないの?というところでしょうか。
走りを停めてくれているようにさえ見えます。この距離でこれでは全滅間違いなし。
記憶ではたちまち散り散りに逃げた気がしていたのですが、実際はてんでダメでしたね。


このキャンプの時、何種類かやったのですが、このワークは確か2通りやりました。

◆1人がスティックないしはナイフを持ち、残る5~6名は、数メートル距離をとって横1列に並んで立ちます。

①横並びの数名のうち、1人だけが武器を持っている人の方を向き、残る人達は背を向けた状態で立ちます。
その武器を持っている人が見えている1人の合図で皆が逃げる、というワーク。

②もう1つは、「ナイフを持った人が叫びながら突進してくる」のに対し、とにかく逃げる、というものです。

※武器を持っている人は、「数名のうち1人に狙いを定めておく」というルールがあったように思います。


この写真の前に、交代して何度も繰り返していたので、気分は相当ハイになっていました。

が、判断役の反応が遅かったのか、ブラッドの移動速度が異常に早かったのか、横並びの列に鬼気迫っています。
ブラッドが目に視界に入った時には、もう何もかもが恐ろしく、例えば自分が自転車や車を運転していて危うくぶつかりそうになった時の「ヒヤリ」とはまったく別物の、生きた「死の恐怖」が迫っている感覚をまざまざと味わいました。
怖すぎて、叫んで逃げながら笑いが止まらなかったことを覚えています。
どこまでも逃げたい」と思いました。

判断役がとかいっていないで、気配感じて逃げなよ、と思われるかもしれませんが、野外だったせいか、浮足立っていたせいか、まったく気が付かなかったんですよね。


帰国後、日本でシェアの機会をいただき、いくつかワークをした後にやってみました。
トレーニングは室内。

私が暴漢?役で、スティックを使って、「わあぁーーーー!」と叫びながら迫ったのですが、
その日が初体験という方もいらっしゃって、きょとんとして最後まで1、2歩しか動かない方もいました。
自分が大声を出しすぎたせいもあって、(この人頭おかしいんじゃ…)と思われたかも、と一瞬よぎりながら、持っていたスティックで逃げないでいる人達を突くべきか逡巡し、止めてしまったことを思い出します。

ケガのない範囲で「逃げないとこうなる」を伝えなければと思う反面、
(これはトレーニングだし、自分は大丈夫だろう)と思ってこっちを凝視しているのでは…とも思いました。確かに標的は1人に絞って狙いを定めるので、向かっていく先は1人ですが、標的の真隣、ないしは数歩近くにいるということは、自分に向かってくるようにも見えますし、私が小柄とはいえ、振り回せば刃物やスティックが届く範囲内なので、非常に危険です。
これは、攻める側をやってみればよくわかります。

子どもの頃、学校の避難訓練の時、先生にどんなに「真剣にやりなさい」といわれても、実際に火事は起きてないし、ちょっと恥ずかしくマジメになりきれなかった感覚を思い出しました。


登戸の事件では、犯人が声もなく斬りかかったため、気づくことができなかった、という証言もニュースで流れていました。
せめて奇声でもあげていれば反応もできたのに、と。


「逃げる」訓練なんてなかなか…と思いがちですが、子どもの頃は「鬼ごっこ」とか、結構リアルにやっていました。
最近の子はやらないのかなあ。

命が助かる「逃げ方」のトレーニング、システマにはヒントが溢れていそうです。
ブラッドのインタビューをもう一度読んで、考えてみたいと思います。






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#システマ #福山市 #護身術 #ロシア武術 #Systema #Система


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[ 2019/06/10 18:24 ]

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閑話 болтовня : 過去の記事一覧
Здравствуйте!(ズドラストビィーチェ=こんにちは!)

ちょっと一息。

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過去の記事を一部、一覧化しました。
それぞれクリックすると新たにぺージが開くようになっています。
既に1年以上経過し、かつブログを始めたばかりの頃、慣れなくて統一感もなく申し訳ありません…


★:・* Moscowでのトレーニング日記
・Moscow 第2回 ザイコフスキークラス(1、2)
・Moscow 第3回 大サーシャクラス(1)
・Moscow 第6回 ザイコクラス(3)
・Moscow 第7回 ザイコクラス(4)
・Moscow 第8回 ザイコクラス(5)
・Moscow 第9回 アルチョームクラス(1、2)
・Moscow 第11回 レフクラス(1)
・Moscow 第12回 キッズクラス(1)
・Moscow 第14回 ザイコクラス(9、10、11)
・Moscow 第16回 ザイコクラス(12)と大サーシャクラス(2)
・Moscow 第18回 クラス代/ザイコクラス(13)
・Moscow 第22回 ザイコクラス(14)/レフクラス(2)
・Moscow 第24回 ザイコクラス(15)/コンディション管理
・Moscow 第25回 ザイコクラス(16)/マッサージ待ちの客
・Moscow 第26回 ザイコクラス(17)
・Moscow 第28回 ザイコクラス(18・19)
・Moscow 第30回 鬼ごっこ
・Moscow 第32回 シュール・トレーニング/表現
・Moscow 第34回 週末セミナー
・Moscow 第36回 キッズクラス(2)
・Moscow 第39回 特別なクラス
・Moscow 第41回 ザイコフスキークラス / Mr.トレーニングの教え
・Moscow 第44回 キッズクラス
・Moscow 第45回 トレーニング追加
・Moscow 第46回 トレーニング追加(2)
・Moscow 第49回 トレーニング追加(3)
・Moscow 第51回 11月の週末セミナー
・Moscow 第53回 スパー/これこれ/詩集のプレゼント


★:・* ロシア語関係ほか
・Moscow 第10回 Systemaで使われるロシア語
・閑話 болтовня : ロシア語の挨拶とワークで聞きそうな単語
・Moscow 第4回 語学学校へ(1)
・Moscow 第13回 モスクワ動物園へ
・Moscow 第15回 語学の壁
・Moscow 第17回 町の人々の服装/超える壁/美味しい白身魚のフライ
・Moscow 第19回 教会/日本料理屋/地下鉄
・Moscow 第35回 遅めのランチ(1)
・Moscow 第37回 おいしすぎるラーメン屋
・Moscow 第38回 アルバート通り/ついにボルシチ登場
・Moscow 第43回 ちょっとした情報
・Moscow 第50回 オペラ鑑賞
・Moscow 第52回 バレエ鑑賞(1)

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★:・* Torontoセミナー関連
・「Parameters of Power. Toronto August 2017」に参加しました


★:・* Amsterdamセミナー「Work in Limited Space」関連
ミカエルセミナーin Amsterdamへ行ってきます(9/30~10/1)
・Amsterdam 第1回 到着!!スキポール空港
・Amsterdam 第2回 街の観光/マッサージ①
・Amsterdam 第3回 マッサージ②
・Amsterdam 第4回 セミナー1日目
・Amsterdam 第5回 言語と文化
・Amsterdam 第6回 マッサージ③
・Amsterdam 第7回 セミナー2日目
・Amsterdam 第8回 Systema friendsとの観光


★:・* SystemaL.A、アカデミー体験記
・LAのアカデミーに行ってきました


★:・* クラスに関するご案内
・クラスについて



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#システマ #福山市 #護身術 #ロシア武術 #健康 #Systema #Система
[ 2018/12/15 23:10 ]

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閑話 болтовня : 危険察知と密室とMoving
Здравствуйте!(ズドラストビィーチェ=こんにちは!)

ちょっと一息。

密室、というとどんなイメージでしょうか。


映画やドラマ、小説では、「施錠等がなされて外から誰も出入りできないようになっている空間」を指しているイメージがあります。
家屋だけでなく、深い谷を挟んだ断崖絶壁の古城、クルーズ船の上、特急列車の中、飛行機の中、バス、エレベーター内など規模も実に様々です。いろいろな事件、天災が起きる昨今ですが、現実に自分が「密室」にいて「危険が迫る状況」を想像することはなかなかないようにも思います。

先日、東海道新幹線内で痛ましい殺傷事件が起きました。
定期的に新幹線を使っている身として、1年前に焼身自殺事件が起きた時点で、「ああ、起きてしまった」と頭を抱えたくなりました。その事件直後に東京から福山へ新幹線で向かったため、現場検証をしているのを東京駅で見かけました。この状況下に新幹線で向かうことは果たして安全なのか、と不安がよぎったのを覚えています。
そして今回、凶器を持ち込んだ無差別殺傷という筆舌しがたい事件。数年前に、北陸の特急で起きた女性車掌への暴行事件など、公にはなっていない事件…電車内で起きる言い合いのような類も含めると、もっと多く起きているのかもしれませんが、利用者としてはどうしたら危険を回避できるのか考えずにはいられません。

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もしその現場に遭遇してしまったら、どうしたらよいのか。


一部報道によると、東海道新幹線は座席の座面のシートが取り外しやすくなっているそうで、今回もそれで身を守るようにと係員が客に手渡した、という事例があるそうです。
日本経済新聞のweb記事(6/13付)※外部サイトへ移動します 


これは知らなかった、と思いましたが…

システマを始めて思うのは、やはり現場での対応方法よりも「その場にいないこと」が一番かなということです。

遭遇したらの話なんだから、その場にいないはないでしょう、というところですが、やはり避けられるに越したことはありません。

これは普通電車の中の話ですが、私は2度、「電車の中でマーライオン」に遭遇したことがあり、これは人生で3本指に入る最悪な出来事でした。
1度目は、システマを始める前、真冬の終電でぎゅうぎゅうぎゅうづめ、扉が開く度にポンと飛び出すほど詰め込まれた電車の中、真後ろからで、避けることもできず、半身とカバンが凄惨な状態になりました。犯人は泥酔した大学生風情で、誰かが糾弾していましたが、タクシー代やクリーニング代も持っていなそうだったため、私はそのまま乗り続けて帰ることを選び、冷たい視線にさらされながら地元駅まで向かいました。別の車両に移ったため余計にそうなったのですが、出来事を知っていたのか、心優しい人がウェットティッシュを差し出してくれたのが今も忘れられません。コートとバッグがダメになり、ポケットに入っていたMP3も使い物にならなくなってしまいました。当時はショックも大きく、ケガはなくとも後味最悪な経験でした。

システマを始める前のことで、かつ終電。お金もなく、嫌な感じがする電車に乗らないという選択肢は、当時の私の中にはありませんでした。むしろ、何が何でもこの電車で帰らなければ、と意地になっていました。

2度目は、システマを始めた後、別の路線でやはり終電に近い時間のことでした。混んでいる車内、同じくらいの身長の若い女性が、立ったまま居眠りをしかけていて、吊り革につかまりながら私の肩にもたれかかるようにこつんとぶつかってきました。自分に似たような雰囲気なので抵抗もなかったのですが、ふと呼吸に違和感を感じ、「混んでいるけれどなんとか離れられないか」と振り向いたところ、ちょうど一歩真後ろとその横の空間が少し空いていたので、移動することに。スッスッと2歩動いた直後、彼女はマーライオンと化し、走行中の車内は騒然としました。足元のショートブーツにピッとはねた汚れに、息をのみました。間一髪…。

都心発で関東近郊へ向かう金曜の終電、または平日のそれに近い時間となると、酔っている人(自分の状況がわからなくなりつつある)が1人もいない車両は皆無では、と思っていましたが、この出来事とシステマのクラスで習ったことを踏まえ、あきらめずに探し続けたことがあります。

探すというのは、単に車両を変え続けることです。
駅で停まる度に乗降を繰り返した結果、6、7両目で、実に静かで1人も泥酔していない車両がありました。乗り込んだ時の雰囲気、空気がまったく他と違い、昼間の車内のようだったのです。ムッとした熱気や自分をコントロールできなくなっている人は1人もいませんでした。

朝の混雑時、乗り換える余裕なんてない時でも、客同士のいざこざがすぐ近くで始まったりします。そんな時に、どんな行動をとればよいのでしょうか。我慢して乗り続けるのか、遅刻覚悟で降りてしまうか。
本当は、「そのリスクのある時間」に乗ることを避けることがベストですが…行動が分かれるところです。

武術仲間にマーライオンの話をした時、「その車両に乗り合わせた時点でアウトでしょ」と言われてしまいました。避けられただけ上出来、と思っていましたが、そういわれればそうですね(笑)


さて、これは普通の電車の話で、今回、新幹線で起きた事の難しさは、「着席型の座席」にあるような気もします。


少し視点がずれているかもしれませんが、新幹線は、乗車券が高額で、ある程度の重量の荷物の持ち込み、さらにはお弁当でも食べようと飲食物も持ち、身心ともに諸々手一杯になって乗車する人が多くみられます。私もそうです。
指定席の時は、自分の席にたどり着くと、無事乗れたことにほっとし、荷物を収納し、座って一息つくことで腰を落ち着けます。自由席で座れたらなおのこと、座れることがありがたく、少しでも混んでいたら気軽に席を変えようとは思いません。定期的に乗務員も巡回しているので、なんとなく監視されているような気がして、危険もそこまで感じません。常に周囲を警戒し続けろといわれても、1時間以上乗車している間、気張っているのは無理というものです。


でも、旅の楽しみ…
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そんな状況でできることといえば、乗ってからまず、周囲の様子をみることでしょうか。

1人で乗る時と、家族や友人、知人などと2人以上の時では状況が違いますが、新幹線が動き出してすぐ、テーブルをセットして飲み物や食べ物、持ち込んだ本を広げると、走行中の車内では「こぼさないように」とか「隣に肘がぶつからないように」などと気を付けているうちに、自分のテリトリーで過ごすことに没頭してしまいます。

が、プロでもない限り、危険察知の判断基準なんてあってないんじゃないかと、正直思います。
仮に基準があっても、必ずしもあてはまらないかもしれません。

今の自分がみて「?」と感じる人はいないか。
もし気になる人がいたら、その対象との距離、位置関係はどうか。
自席から通路までの距離はどうか。

その人および自分の周囲にはどんな人がいて、どんな様子か。

隣の人のトランクが邪魔していざという時出られない、という状況もあるかもしれません。人災でなくても、乗り物に乗っている以上、事故が起きる可能性もあります。私はいけふくと2回、線路故障に遭遇し、深夜まで長時間閉じ込められたことがあります。一度、飲み物をきらしそうになり、車内販売も停止してしまって焦ったことがありました。

停まるはずのない駅で数時間…
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さておき、多くの人が着席と同時に、PCを広げて仕事の処理、飲みたかったビール、食事、家族への到着時刻連絡、気になっていたネットの動画の再生、連結へ移動して電話で商談を始める、友達と席を向い合せに動かして宴会…など、ごくごく一般的な行動にうつります。焼身自殺事件後、着席後に周囲を気にはしますが、異常を感じたことはありません。

でも、もし、「変だな」でなくても、「なんか嫌だな」と思ったら。

自分のいる場所が狭ければ狭いほど。
そしてすぐにそこから遠く離れられない時。

システマでいうなら、「Moving」でしょうか。
動くことをいとわず、荷物を置いたままにして、貴重品だけ持って一時的に席を立ってみてはどうでしょうか。私は一度乗ると、必ず連結から外を眺めたり、お手洗いに行ったりします。そのため、1人の時は通路側の席をとります。
もちろん、連結やお手洗い周辺には大体人がいるので、危険がないかは様子を見ています。

「乗務員へ通報する」というのは、よほどはっきりしていないとしづらいもの。
報道にもありましたが、乗務員は取り押さえのプロでもありません。
しかし、何が起きるかわからない場所に、痩せ我慢してとどまっていることほど危険はありません。

「曖昧な感覚に従って」でも「動く」ことに馴れるのは、なかなか時間がかかりますが、誰の力を借りなくてもできますし、女性1人でも大丈夫です。むしろ気軽に、前向きに動けたら良いですよね。そして、同じようなことを思っている人が、意外と身近にいるかもしれません。

これは何も、特定の場所についてだけではなく、職場や学校、家庭や友人、知人の関係にもいえる気がします…。


「Keep moving」が、その身の安全と、新しい道を切り開くことへの道になるかもしれません。




[ 2018/06/13 11:53 ]

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閑話 болтовня : ロシア語の挨拶とワークで聞きそうな単語
Здравствуйте!(ズドラストビィーチェ=こんにちは!)

ちょっと一息。

いよいよ、今週ミカエルとダニールが来日します!東京・名古屋・大阪とセミナー、特別クラスが続きます。今回はどんなクラスが展開されるのでしょうか。楽しみですね。
今日はミカエル達が話すかもしれない…ロシア語を少し紹介します。

※ロシア語の読みの表記は、書籍やウェブなど、掲載者によって微妙に異なっています。諸々参考にした上で記載しますので、「自分が聴いたのと違うぞ」ということもあるかもしれませんが、あくまでご参考程度にご覧ください。
また、誤りがあったらお知らせください!

恩師・イリーナ先生…冷や汗と涙と…
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ロシア語は発音が難しく、例えば本に書いてあるままに声に出してみても通じないことが多々あります。簡単な単語だし、片言でも意図をひろってくれないかしら…とMoscowで思ったものでしたが、私が理解していな過ぎて、「こんにちは」「ありがとう」以外はほとんど通じませんでした。今思うとそれさえ伝わっていなかったも。
ミカエルの執務室やキッズクラスで、覚えたての言葉で会話したくて試してみましたが、通じたのは笑顔くらいでした…あいたたた。

Да    ダー    (はい)
Нет   ニェット  (いいえ)

ロシア語の勉強を始める前、来日したミカエルに、通訳の方に教えていただいて「おはようございます」といってみましたが、初めは「?」という表情をされたことがありました。


Доброе  утро    (おはようございます)
ドー ブ ラ ヤ  ウートラ 


ロシア語の「Р」は「ピー」ではなく、「エル」という名称で、発音は「ル」。
巻き舌「ルッ」となるので、日本人には馴染みのない舌使いです。私は巻き舌が実に苦手で、この「Р」を、「ラリルレロ」と普通に読んでしまい、現地で何度も先生に直され、「難しいからそのうちね」とよく苦笑いされました(泣)今でも、福山のロシア語の先生に「がんばってー!」と応援されています。この巻き舌ができてないなかったので、ミカエルには別の言葉に聞こえたのかもしれません。

朝・昼・夜の挨拶にでてくる「 Доброе」や「Добрый」は、「良い」という意味です。なので、良い朝を、良い昼を、良い夜を…という意味合いでしょうか。


Добрый  день.   ドーブルイ ヂェーニ (こんにちは)
 
Добрый  вечер.   ドーブルイ ヴィェーチル (こんばんは)

Спокойной  ночи.  (おやすみなさい)   
ス  パ コーィ ナ イ    ノーチ

※С по койной=穏やかな、安らかな(形容詞)  ночи=夜


目上の方や、初めてお会いする方にご挨拶する場合、一日中使えるのが、


Здравствуйте.   (こんにちは)
ズド ラー スト ヴ ィーチェ


です。これは、お店の中に入る時、店員さんへの声かけにも使われていました。私は、個人的には、ミカエルやダニールにはこの挨拶かしら、と思っています。さて、セミナー初日、二日目の朝、ミカエルが冒頭にこういうかもしれません。


Как дела?   調子はどうですか?  
カーク  ヂェラー?


Как Βаши дела? だと、(Βаши バーシ = あなた)が間に入って丁寧な感じです。 


返事はいろいろですが、ワーク中のアドバイスでも聞かれるかも。

Хорошо  ハラショー (良いです) 
※OKですよ、という風に使うこともあるようです。

Οчень хорошо  オーチン  ハラショー  (とても良いです)

Нормально  ナルマーリナ (まあまあ、普通です) 

Неплохо  二プローハ  (そこそこです)  
※Не=No、否定の意味があるので、悪くない、ともとれます。

Πлохо  プローハ (悪いです)

Интересно  インチェリヤスナ   (おもしろい) 
=英語の interesting、に似ています

最後はちょっと違いました。
次はセミナーで出てきそうな言葉、身体の部位、緊張…など。
※ロシア語は単語の語尾が変化するので、ほぼこの通りではありませんが、なんとなく聞き取れるかも。

Пожалуйста  パジャールスタ (どうぞ、どういたしまして等) 
※ではやってみてください、とミカエルがよく使っています。
 懇親会場の通路ですれ違った時、先に道を譲ってくださった時も使われていました。

Давай  ダヴァーイ (いけいけー!レッツゴー!とか…やってごらん、という感じか…)

緊張 … напряжение (ナペルジーニ)

恐怖 … страх (ストラフ)

体 … тело (チェラー) 
※動画でみると、ミカエルがよくいっています。私はチアラー、と聞こえます。

お腹 … живот (ジヴォート)

背中 … спина (スピナー)

手 … рука (ルカ―) 
※腕を指す時もあるようです。会話の中では語尾が変化して、ルーク-と言われることがよくあります。

足 … нога (ナガ―)

胸 … грудь (グル―チ) 

頭 … голова (ガラバー)

鼻 … нос (ノス)

呼吸 … дыхание (ドゥハーニェ)

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長くなりました。ここまで読んでくださって  

Большое Βам  спасибо! バリショーエ バーム スパスィーバ (どうもありがとうございました)

До свидания.   ダ スビダーニャ!  (さようなら)


[ 2018/05/23 11:41 ]

閑話 болтовня : | コメント(2) |
閑話 болтовня : 車の運転とシステマ
Здравствуйте!(こんにちは!)

ちょっと一息。


福山に来て4か月が経ち、日常的にMT車(マニュアル)を運転するようになりました。車の運転を通して感じたことを少し。
日頃乗車しているのは、いけふくの愛車でSUBARU社のPLEOです。


愛と感謝をこめて、「プレちゃん」
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関東にいた頃、自車はなく、実家のAT車の運転でさえドキドキだった私。
実家の家訓でMTで免許を取得していましたが、ミラーの確認、苦手な右折、歩道に人はいませんか…と当たり前の確認が、もう不安で低血圧が上がり(笑)不安で不安で、本当に向いていないなと思っていました。しかしここは車社会の福山。数か月は歩きだけでは時間がかかるので、いけふくの自転車を借りて街を駆け回っていました。


これまたおしゃれな、折り畳みなのに10段変速の名車
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といってもそうもいっていられません。
今年のお正月、神奈川に眠っていたプレちゃんを迎えに行き、数回のいけふく路上教習を経て、高速で広島へ向かうロングランへ。半クラッチって…?アクセルとブレーキ。クラッチもあるけど、どれだっけ…ミラーはいつどれをみてどこに気をつけたらいいんだっけ?と不安だらけのスタート。
遥か昔、教習時代にエンスト、坂道発進ではガチエンストを繰り返したことを思い出しながら、夜更け、白く鎮座する富士を横目に「高速の方が街中より走りやすいから大丈夫」という頼もしいいけふくを助手席に、長距離の旅に出ました。


旅始まって厚木市周辺
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各地のSAにて!① 足柄(下り) と 癒しの「みちまる」
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一度走り出したら、次のサービスエリアに入るまで交代できません。自力でウィンカーを出して、速度を落として、カーブしまくって駐車場の空きを探して、歩行者に注意して無事駐車できるまで。高速では恐怖で目がしばしばする癖がある私。(ダメだ、緊張マックス、ブレーキ踏んだらエンストするから踏めないけど踏まないと止まれない…!)と頭の中がパニックに覆われ、ディズニー映画「インサイド・ヘッド」状態に。

しかし、ある緩いカーブを曲がる瞬間、ふと気づきました。


各地のSAにて!② 深夜のNEOSA岡崎
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(あれ。)
手が、脳を無視して動いている、と。

おいおい、それ大丈夫?と突っ込みたいところですが、そのハンドリングは、心のパニックを無視した、微妙で慎重な、まるで別人の腕でした。頭の中の感情と違う身体の動き、その突然のズレの感覚に驚き、我に返りました。
(なんだ、なんか動いている。私知っているじゃないか)と。

高速自体は何度か走ったことがありましたが、MT車での走行は10数年ぶり。久しぶりなのに身体は感覚を思い出し始めていたのです。ATで途中走っていたこともあるかもですが、大学生の頃、免許はとったけど運転が怖くて、と話していた時、クラブチームの先輩に「自転車と同じ」と言われたことがありました。一度乗り方を覚えたら忘れないから大丈夫だと。


各地のSAにて!③ 寒すぎて凍り付いた屋根上の荷物 / 「みちまる」とふくろう自販機



と同時に、ブラッドの言葉を思い出しました。「脳は、情報を分析する場所である」と。
運転がうまい、下手だという自負は役に立ちません。苦手だから慎重に運転しなくてはと注意してドライビングに反映させるのは有効ですが、どうみても感情より、「目から入る情報だけを、どう判断するか」の方が大事です(と思います)。
もちろん、最低限の交通ルールも。

感情は厄介です。
ともすれば身体を縛り、「…だから運転しない」「…●●しない」とその可能性を奪ったり、人の運転に対して怒りを感じたりて乱暴になったりしかねません。割り込んでくる車、よろけている自転車、片側しかみないで飛び出てくる車…いずれも自分もやっているかもしれませんが、都度、気持ちが振り回されないよう、プレちゃんと会話しながら走っています。我に返れ、と。


各地のSAにて!④ ここまで来たよ 岡山



運転をしたことがないと、運転する感覚はなかなかわかりませんが、しいていうなら、機械に乗って池袋や新宿、渋谷駅構内を歩く感じです。あの雑踏を、人はよくぎりぎりの距離を保って歩きます。しかし疲れていたり何かに夢中になっていたりすると、ぶつかったり喧嘩になったり、ひどい時はぶつかって転倒し、ケガをしてしまうこともありますよね。それが、車でいう交通事故でしょうか。速度も車体もあるので、大惨事です。
これもしばらく乗ってみて感じたことでした。ああ、歩く感じと似ているのだな、と。
自分が慣れない運転で周囲に迷惑をかけているにも関わらず無事故なのは、周りが車越しに「この人慣れてないな…」とわかってくれて、距離をとって走ってくれるからです。守ってくれているプレちゃんにも、もう本当に感謝。

車から自転車に乗り換えれば、また別の気持ちになり、自転車から歩きになるとまた変わります。

偏らずいろいろ繰り返すことで、オールラウンダーになれたらいいなと思います(笑)

話が大分逸れましたが、システマでも、実は身体が知っているのに、(いやー、私できません)とブレーキをかけてしまうことがままあります。たまには、おとなしく体のいうことを聞いてあげたいものです。



[ 2018/04/26 17:16 ]

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