昨日の話ですが…
facebookで、ダニール・リャブコやコンスタンチン・コマロフが花や数字の画像とともに女性へのメッセージを投稿していました。 一体何があったのかというと、昨日は日本語でいう「女性の日」でした。 ロシア語で書くと、 Международный женский день (国際婦人デー・国際女性デー) となります。長すぎて匙を投げたくなりますが、 単語を分解すると、次のようになります。 ■Международный(メジドゥナロードゥヌィ=国際) ※Между-(接頭語:メジドゥ=~の間)、народный(形容詞:ナロードヌィ=国民の) ■женский(形容詞:ジェンスキー=女性の) ■день(ディエ二=日) この日は、ロシア独自のお祝いというわけではなく、起源はアメリカ、1904年に女性労働者が婦人参政権を要求した日が元となり、世界に「女性の日」として広がっていたものです。 この3月8日という日は、実はロシアにおいてはロマノフ王朝が倒れた2月革命の日(旧暦2月23日)でもあったため、昔は政治的な意味を帯びた記念日だったそうですが、今は政治に絡むことなく、「女性を祝う日」と位置づけられている…と、ロシア語の授業で教わりました。 ナターリア先生によると、この日、男性は女性に、花束とケーキをプレゼントするそうです。 花は、ミモザやチューリップなど、この季節に咲く春の花が一般的とのこと。 黄色く小さくて可愛いミモザの花束をプレゼントされるなんて、いいですね(*^_^*) ●この日、時期的にもホワイトデーのようなイメージですが、バレンタインデーに似たロシア・オリジナルの「男性の日」もあります。 毎年2月23日、近年では「祖国防衛者の日」と呼ばれているようです。 ロシア・ビヨンドによると、この記念日がなぜこの日に制定されたのかは明確でないようですが、記録には残っていない「1918年にドイツ軍を撃退した日である」…という説が定着し、名前を変えながら定着したとか。 しかし、現在では、軍人でなくても一般男性が皆、感謝の対象になる日となっているそうです。 参考記事:ロシア・ビヨンドhttps://jp.rbth.com/arts/2017/02/23/707578 実は国際男性デーもあって、11月19日だそうですが、日本ではどっちもまったく定着していない気がします。 日本は戦後になってようやく婦人参政権が認められたことを思うと…国民性の違いを痛感せざるを得ませんが… まあ、バレンタインやホワイトデーとはまた別に、こういう日を祝ったり感謝したり、というのは、悪くないですね! ↑日頃のトレーニングを配信中! #システマ #ロシア語 #健康 #Система #Systema #ロシア武術 #護身術 |
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