■カロメンスカヤ公園(最寄駅:2号線のΚоломенская)
迫力の白亜の教会ほか





イメージでいうと奈良の平城京跡というか…広大な広さだ。ところどころに名古屋の明治村のように、移築された教会が残っていた。雨も降って凍てつく寒さだったけれど、ランナーはいるしモスクワ川には釣り人もいた。カーチャによれば、水質が悪いので、釣った魚をどうするのか…とのことだった。どうするんだろう…。
カロメンスカヤは、全ロシア蜂蜜市が開かれる場所もある。その時期になると移動遊園地も来るらしい。一大祭りだ。
暖かくなると結婚式が開かれるというモスクワ川沿いのテント

道の途中には、本格アスレチックあり、スキーやスケートの看板も立っていた。冬が本格化したらまた別の姿になるらしい。
川からは湯気が出ていた…




どこまでも続く公園内の石畳の道。馬糞らしきものが落ちていた。この道は、馬の方が歩きやすそうだ。
この道の横にあった平原では、何やら草原を掘り返している人々がいた。かなりの深さを掘っている。怪しすぎる…と思ったら、ここで作ったたい肥を掘りに来たのでは、とカーチャ談

敷地内のリンゴを獲る人。整備をしている人らしい。皮をむいて食べた跡もあった


敷地の中には、ロシアの伝統建築を活かした最新の建物も。コンサート会場や教会、結婚式場など、身近な存在のようだ。
馬車が走っていた


結婚式の写真を撮っているカップルも

白と赤は伝統衣装かな、と思ったら、白と黒の花嫁もいた。カーチャに聞いてみたところ、どうやら35歳以上になると黒を選ぶようになるらしい。といっても、白が人気だったり、海外で式を挙げて、国内ではやらないカップルも増えているようで、日本と同じく結婚式の方法は多様化している模様。
ロシアは広い…そしてロシア人は、よく歩く。
※公園や駅の呼び名は、日本の観光案内に載っているものと違いますが、綴りは同じです。こちらの人の発音を聞いていると、コロメンスカヤではなく、「カロメン」とも聞こえるので、ここではカロメン、と記載しています。ご了承ください。
●今日のロシア語
Церковь(ツェルコフ) 教会
(2017.11.15)